八幡平(1613.3m)

 

★ひとこと   「東北お手軽登山5日:霧の高層湿原の八幡平」

八幡平の黄金色湿原

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★行った日   2004年10月5日(火)  曇一時霧雨   単独
          
★コース

(第5日)10月5日
八幡平温泉郷8:52(アスピーライン)=八幡平山頂駐車場9:50→(1613.3m)八幡平頂上10:10→11:00(1595m)源太森11:05→見返峠11:47→八幡平山頂駐車場12:02(樹海ライン)=松川地熱発電所(R282)=盛岡市内(R4)=台温泉17:00

(第5日)
 霧雨の中を出発。アスピーライン入口付近から八幡平温泉郷や岩手山が雲の隙間から俯瞰できる。頂上駐車場に近づくにつれて、沼と紅葉が道路下に現れ、上方にはチシマザサと捻れたダケカンバの林が見えてくる。八幡平山頂へは駐車場から道路を横切って石畳の遊歩道を登る。古い噴火口に水が貯まった鏡沼、めがね沼のわきを通ると駐車場から15分位で山頂だ。山頂と言っても丘にやぐらが建っているだけで頂上の実感がない。
 頂上付近にはオオシラビソ(アオモリトドマツ)が見られるが掲示によると「下枝は四方に成長していますが上枝はあまり伸びていません。冬、雪に埋もれる下枝と異なり上枝は極寒の風雪にさらされて生長が遅いのです。また、上枝のつき方が片方に片寄っているのは強風の影響です。この枝のつき方で冬季の主な風向きがわかるのです。」とある。

 

 (アスピーラインから岩手山)   (アスピーライン沿いの沼) (曲りくねったダケカンバの森)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   (八幡平山頂登山口)       (石畳の遊歩道)             (鏡沼)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
     (めがね沼)     (八幡平山頂付近のオオシラビソ林)    (八幡平山頂)
 
 
 
 
 
 
 



 頂上からガマ沼を過ぎ八幡沼まで来ると池塘と黄金色に輝く高層湿原が広がっている。冬の装いを見せ始めた湿原の木道を最後まで進むと源太森だ。小高い山頂には方位版が設置されているが今日はガスのため駄目だった。トイレもある見返峠を通って駐車場へ帰りついた。ゆっくり歩いて2時間位で一周できる。
 
    (ガマ沼)               (八幡沼)             (池塘と湿原)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

    (エゾシオガマ?)        (イワイチョウ?)           (高層湿原)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    (源太森と方位板)        (湿原と八幡沼)          (ダケカンバ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

   (名残りのアザミ)           (見返峠)        (藤七温泉付近の97℃自噴泉)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

帰りは、途中で松川地熱発電所を見学して紅葉の樹海ラインを下った。午後から降りだした雨のなか、盛岡市内のスポーツ用品店でスパッツ(忘れて来たため)を購入し、夕方、雨の花巻の台温泉にたどり着いた。

   (樹海ラインの紅葉1)             (樹海ラインの紅葉2)           (松川地熱発電所)
 
 
 
 
 
 
 
 


★ルート断面図

 

 

 

 

 

 

★地  図

 

 

 

 

 

 

 

 

昭文社刊山と高原地図から転載

(参考地図)
・山と高原地図       岩手山・八幡平
・2万5千分の1地形図  八幡平、茶臼岳

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