法師山(1120.2m)

 

★ひとこと   「登山口から法師山を経て百間山から千体仏へ」

大塔山から三角錐型の法師山を望む

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★行った日   2005年4月15日(金)  晴   単独
          
★コース

半作嶺登山口10:33(林道)=露口(県道、林道)=法師山登山口11:14→P751 11:54→12:44(1120.2m)法師山12:50→宗小屋橋分岐12:55→P1003 13:19→P1029 13:28→P1008 14:18→P951 14:31→15:17(999.2m)百間山15:20→沢出合15:39→千体仏15:49→板立峠16:03→法師山登山口16:18(林道、熊野川沿いの県道、R371)=おおとう山遊館17:20

 合川ダムから百間山渓谷を経て木守へ向かう林道で、板立峠を越えて最初の橋のたもとに法師山登山口があり、数台分の駐車スペースがある。登山口からしばらく急登すると尾根筋に出てなだらかな登りになるが、またすぐに急登となる。P1008のピークから反射板のある三角錐の法師山が正面に見えている。この辺りにはブナ林があるが本州最南端のブナ林だそうだ。ピークを少し下り灌木帯の最後の急登を頑張ると法師山頂上だ。頂上直下の反射板は少し無粋だが、西にはこれからたどる予定の百間山へ続く稜線、更に三ツ森山と連なっている。東には明日登る予定の大塔山の双耳峰がそびえている。三角錐の形状といい、眺望のよさといい、大塔山に勝るとも劣らない熊野の名山だ。


    (登山口手前の橋)        (法師山登山口)        (雑木林の登山道)

   (灌木の尾根道)        (反射板のある法師山)      (山頂手前の疎林)

    (法師山)          (山頂から百間山に続く尾根)    (双耳峰の大塔山)

   (山頂からの急坂)       (宗小屋橋分岐点ピーク)  (アップダウンの激しい尾根道)


 頂上から北へ急坂を少し下り、宗小屋橋方向と別れて左の百間山へ続く尾根道に入る。この分岐点には「至境谷」と書かれた小さなプレートがある。この尾根筋には踏み跡程度しか道がない箇所もあり、笹藪漕ぎもあり、要所にある赤いテープを見逃さないようにし、何よりも主稜を外さないように進路修正を常に行う必要があった。やせ尾根のアップダウンが激しく、特にP1029とP1008の間の岩稜帯を越すための目印がないので再度戻って目印テープを確認したが判らなかった。仕方がないので木の根、岩の角を掴んで岩壁を横切ったが、どこかに正しいルートがあったのかもしれない。危険な箇所はここだけだった。百間山まで標示も殆どなく地図と首っ引きの尾根歩きだった。
 百間山頂上は灌木に囲まれ展望は駄目なので早々に下山した。下山途中に大きな一枚岩がありここからの展望は素晴らしかった。植林帯を下ると、この登山で初めて沢と出合い喉を潤すことができた。ここで失敗、体力と神経を遣った尾根歩きで足腰が弱っていたらしく、沢でバランスを崩して水中に転倒し額をぶっつけた上にずぶ濡れになってしまった。これに懲りず明日も同じようなトラブルをおこす馬鹿さ加減に我ながらあきれてしまった。10分ほど登山道を進むと古い墓石群のような千体仏がある。ここから未舗装林道で板立峠へでて、峠から登山口まで15分位だ。
 濡れた下着まで着替えて、熊野川に沿って林道を下り合川ダム畔のおおとう山遊館に向かった。

    (岩場の尾根道)           (岩稜越え)           (岩稜越え)

     (百間山)               (百間山)         (百間山登山道の一枚岩)

  (沢出合の登山道入口)          (千体仏)          (板立峠へ続く林道)


★道端の花
   (散りかけのタムシバ)        (赤いキノコ)             (?)
 
  (もうすぐ咲くシャクナゲ)          (?)            (満開のアセビ)

★ルート断面図

★地  図

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  木守

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