★ひとこと 「爽快な沢沿いを経て深山幽谷の大塔山へ」
法師山から大塔山を望む
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★行った日 2005年4月16日(土) 晴
単独
★コース
おおとう山遊館7:32(R371、熊野川沿いの県道、林道)=木守(玉の谷沿いの県道)=平井(林道)=西川(古座川沿いの県道)=大塔橋登山口9:20→(沢でトラブル30分)→稜線出合11:53→頂上手前小ピーク12:03→12:12(1121.8m)大塔山12:23→稜線出合12:33→沢分岐点13:10→植魚ノ滝分岐13:39→大塔橋登山口13:54(古座川沿いの県道、R371)=古座川一枚岩駐車場15:10
ボートで釣を楽しむ人たちがでている合川ダムから、昨日法師山から来た道を戻り木守へ抜けてR371へでる。合川ダムからR371で来るより短い距離だ。R371の先の県道沿いの平井から古座川沿いの県道の西川へ抜け、本宮方向へ進み大塔橋登山口の道路脇に駐車する。合川ダムから、すべて舗装道路だが1車線が多く2時間弱を要した。なお、登山口から約2キロ手前で道路壁面工事のため通行時間制限が行われていた。
大塔橋たもとの登山口から古座川渓谷へ下りる。登山道は3〜4回飛び石伝いに渡渉を繰り返しながら15分ほどで植魚ノ滝分岐だ。ここで再度、飛び石を渡る時にそんなに水量の多くない渓流に滑り落ちて、尻を強打し、リュックの水筒を落とし、ポケットのデジカメも水底へ、下着もずぶ濡れ状態となって車へ引き返した。着替え直して再出発。水没デジカメは動作しなかったので予備品を活用した。ここで気がついた渡渉時の遅ればせながらの教訓は、飛び石を渡るときは滑ったり動いたりする可能性があるので必ず杖(落ちている木の枝でよい)を河床に突いて身体を安定させて渡ることだ。お蔭でこれ以降の渡渉時のトラブルはなくなった。植魚ノ滝分岐から蛇行する渓谷を短絡する小さな尾根を越え、再度河原へ下りる。
(合川ダムから熊野川方向)
(大塔橋) (大塔橋登山口)
(大塔橋登山口の階段) (古座川渓流) (古座川渓流)
(植魚ノ滝近傍) (植魚ノ滝分岐) (渓流沿いの登山道)
やがて左から流れ込む谷を渡ると涸谷となり、急な涸谷に沿ってさかのぼると植林帯の中をジグザグに登る。支尾根に達すると灌木帯やブナ原生林の間を急登し、30分位で山頂だ。丸い小広場の山頂からの眺めはさえぎる物がなく抜群だ。三角錐型の法師山は特定できたが、周囲に連なる山々は殆ど同定できなかった。大塔山は双耳峰で、主峰は二ノ森、西北約700メートルの1058メートルピークは一ノ森と呼ばれ吊尾根でつながっている。ポカポカ陽気の景観を堪能してから往路と同じ経路で下山した。
古座川に沿って約1時間走ると天然記念物の古座川一枚岩だ。今回は前述の工事待ち時間のためもう少し時間がかかっている。
(尾根へ取り付く植林帯の道) (ブナ原生林の尾根道) (大塔山)
(大塔山) (三ツ森山:左 百間山:右) (百間山:左 法師山:右)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 木守