烏帽子山(909.2m)

 

★ひとこと   「那智原生林と滝巡りコースの烏帽子山へ」

烏帽子山頂上付近の帽子岩

                                       *)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。


★行った日   2005年4月17日(日)  晴   単独
          
★コース

古座町(R42、県道)7:50=8:45曼荼羅の郷河川公園駐車場8:50→陰陽ノ滝9:20→松尾ノ滝10:36→林道出合10:55→大宝山鞍部11:16→11:36(909.2m)烏帽子山11:50→大宝山鞍部12:05→林道終点12:17→林道分岐12:28→三ノ滝分岐13:18→(三ノ滝往復10分)→二ノ滝13:35→西ノ谷→峠13:49→三重塔→大門坂→曼荼羅の郷河川公園駐車場14:28(R42)=新宮(R168)=宮井(R169)=玉置口(林道)=玉置神社駐車場16:40

 那智勝浦から那智大社へ向かう県道に入り、大門坂バス停を通り過ぎた右側に曼荼羅の郷河川公園の駐車場がある。左奥の小道を下りると那智川を陰陽橋で渡る。那智発電所の前を通り東の谷をさかのぼると30分位で陰陽ノ滝分岐点だ。分岐点の直ぐ上流が発電所取入れ口用堰のある陰陽ノ滝落ち口だ。水量の多い滝(陽)は見えたが少ないほう(陰)は岩にかくれて見えなかった。少し戻って陰陽ノ滝の上へ出て、流れを渡り東の谷をさかのぼる。急斜面をジグザグに登ると水が1、2条落ちている扇形の岩肌を露出した松尾ノ滝だ。高さは40メートル、熊野灘の船から見えるらしい。
 右の谷をさかのぼると林道に突き当たる。右へ行き、すぐに林道が終わるので山道に入る。この登山道から帽子岩を眺めることが出来る。大宝山の鞍部から右へ急登すると帽子岩の直ぐ傍を通るが、その大きさに驚く。梯子とクサリがあるので途中まで登ってみるが、足がすくむが那智大社方面の眺望が見事だ。帽子岩を下りて、更に木の根を掴んで急登すると烏帽子山頂上だ。樹間から熊野灘方面が見えるだけであまり展望は望めない。帽子岩上の展望の方がよい。


   (曼荼羅の郷河川公園)        (陰陽橋)              (陰陽ノ滝)

   (東の谷の登山道)        (東の谷の登山道)         (松尾ノ滝)

    (林道出合)              (帽子岩)             (烏帽子山)

 
 往路と同じ経路を下り、林道に入ると松尾ノ滝への分岐を左に見て約10分直進すると、林道が未舗装の直進方向と舗装された右方向とに分かれている。約10メートル直進すると「二、三の滝」の表示がある登山道が左へ分岐している。鬼杉谷沿いにくだり、本谷沿いのなだらかな道を下ると足下に三ノ滝が見え、すぐに大木のある三ノ滝分岐点だ。分岐点から谷へ下り谷の縁を飛び石伝いに上流へたどると三ノ滝だ。なかなか迫力があるが、水量の多い時は飛び石伝いが難しくなるので止めた方がよい。再度、谷の縁をたどって大木のある分岐点に戻る。なお、大滝と三ノ滝にはさまれたこのような谷の淵に魚影を認めたが不思議だ。錯覚かもしれない。

  (烏帽子山から熊野灘)     (帽子岩から那智大社)      (帽子岩の登り口)

   (登山道から帽子岩)      (林道から山道へ分岐)      (三ノ滝分岐点)

      (三ノ滝)            (三ノ滝へ続くU字谷)     (二ノ滝への下り口)


 分岐点から所々崩れているが急な階段が二ノ滝落ち口まで続いている。二ノ滝落ち口で右岸に渡り、沢沿いに下り西の谷を渡って山稜に取り付く。この辺りの要所には砂袋が置かれ渡渉の便に供しているのは有難い。かなりけわしい山稜を登りきると峠だ。ここから広い遊歩道を下ると三重塔の横へでる。表参道、大門坂を下って駐車場へ帰りついた。
 時間があれば玉置山へ寄るべく、新宮からR168で北上、宮井から1車線のR169で玉置口、林道を経て夕日のさす玉置神社駐車場へ2時間半かかって着いた。

       (二ノ滝)         (河床の飛び石砂袋)       (那智大社へ下りる峠)

  (二、三ノ滝への入口)          (三重塔)             (那智大滝)

      (大門坂)        (大門坂のムクノキ(椋)大樹)    (大門坂の夫婦杉)

★ルート断面図

★地  図

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  新宮、紀伊勝浦

Homeへ