★ひとこと 「皇海橋から不動沢のコルを経て皇海山(すかいさん)へ」
栗原川林道から皇海山を望む(中央右)
*)ブロードバンド接続の方は画像をクリックして下さい。どの画像も大きくなります。
★行った日 2005年10月27日(木) 曇後晴
単独
★コース
(第3日)
老神温泉7:28(R120、栗原川林道)=9:08皇海橋駐車場9:14→林道登山道入口9:22→中間地点(1.8キロ)10:11→10:52不動沢のコル10:56→11:46(2143.6m)皇海山12:00→不動沢のコル12:33→中間点(1.8キロ)12:59→林道登山道入口13:33→13:38皇海橋駐車場13:48(栗原川林道、R120、R401)=片品温泉16:20
R120の吹割の滝手前の信号を皇海山(すかいさん)の案内標識に従って右折して片品川を渡る。追貝(おっかい)の街中を道なりに進むと皇海山の案内が次々に現れる。町を外れるとすぐに1車線の地道林道となるが、皇海橋まで約20キロの林道の約10キロまではそんなに悪路ではなく10〜20キロ位のスピードで走行可能だ。トンネル手前位から急勾配となり岩角や落石を避けながら最徐行する。普通車のためパンクと腹こすりに細心の注意を払いつつ、1時間半の林道ドライブに疲れきってやっと登山口の皇海橋だ。トイレや駐車場もある立派な登山基地だ。
皇海橋を渡った所から左へ林道をさかのぼると登山道入口だ。カラマツ林を抜け沢の右岸へ渡って笹と樹林のなだらかな道を沢沿いにさかのぼる。この時期、カラマツの落葉で一面に覆われて踏み跡もなくなっているのでテープを探しながら道をたどる場面もあった。岩のごろごろした谷筋の分岐点、二俣から右俣へ入り、枝谷が度々別れているので赤テープに注意しながら急な谷を登る。最後にダケカンバやカエデの林を急登すると稜線に出る。不動沢のコルだ。
コルから笹原をかき分け、倒木を乗り越えたり、湿地に足をとられたりしながら登る。青銅剣が現れると山頂はすぐだ。山頂は樹林に囲まれ展望は期待できない。樹木のすき間から武尊山や男体山が見えるそうだが、きょうはガスって駄目だった。山頂では足尾から庚申山、鋸山を経て登ってこられた年配の山なれたご夫婦に逢い写真を撮りあった。皇海山は2千メートル以上あるが森林限界内にあり頂上付近もオオシラビソなどの樹林帯だ。計画では、コルから鋸山をピストンする予定だったが展望が得られそうになかったので往路のコースですぐに下山した。
栗原川林道を走るうちに日の光がさしはじめ、周囲の紅葉が明るく映えると共に皇海山から鋸山にかけての稜線が眺められた。下りの林道も約1時間半かかって通り抜け片品温泉に向かった。
(栗原川林道の点景)
(林道のトンネル) (栗原川林道の点景)
(栗原川林道から眺めた皇海山)
(栗原川林道の点景)
(皇海橋) (登山口標識) (林道登山道入口)
(カラマツ林の登山道) (何度も沢を渡渉する) (笹原と紅葉の道)
(カラマツ林の中間点表示) (二俣) (不動沢のコルへの急坂)
(不動沢のコル) (コルから見た鋸岳) (皇海山への笹原こぎの道)
(頂上直下の青銅剣) (皇海山頂上) (皇海山三角点)
★ルート断面図
★地 図
(参考地図)
・山と高原地図 赤城・皇海・筑波
・2万5千分の1地形図 皇海山
Homeへ