日光白根山

日光白根山（2577.6m）

★ひとこと　　　「金精峠から前白根を経て日光白根山へ」

男体山中腹からから日光白根山を望む

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★行った日　　　２００５年１０月２８日（金）　　晴後曇　単独

★コース

（第４日）
片品温泉7：40（Ｒ４０１、１２０）＝8：25金精峠トンネル東口駐車場8：35→金精峠9：03→(2244m)金精山9：45→国境平10：07→(2379m)五色山10：39→11：09(2373m)前白根山11：13→五色沼分岐11：19→小避難小屋11：32→(2410m)白根隠山11：58→コル引き返し点12：10→12：21白根隠山12：28→前白根山分岐12：50→避難小屋12：57→白根山頂上祠13：48→13：52（2577.6ｍ）白根山14：09→七色平分岐14：39→弥陀ヶ池14：42→五色沼分岐14：46→次の五色沼分岐15：07→五色山15：30→国境平15：46→金精山16：05→金精峠16：27→16：43金精峠トンネル東口駐車場16：50（Ｒ１２０）＝湯元温泉17：15

○金精峠トンネル東口駐車場～五色山
　当初、日光白根山ロープウエーで登るつもりだったが、丸沼の始発が８時半のため３０分待つ必要があったので金精峠のトンネルから登ることにした。快晴のトンネル東口駐車場には道路工事の車が何台かとまっていたが登山者の先客は１台だけだ。
　駐車場奥の登山口から金精峠まで一部崩れているが登り易い丸太階段の急坂が続いている。湯の湖の向こうに男体山が浮かんで見える笹原の金精峠まで約３０分だ。峠には小さな赤屋根の金精神社が鎮座している。「金精山から五色沼」の表示に従って神社の裏から丸沼や菅沼が木々の間から見える尾根を南下する。間もなく、金精山の西側を巻きながら急坂の登り道となるが、要所に梯子やロープがあって安全だ。小広場の金精山頂上は樹木に囲まれているが、木々の間から双耳峰の至仏山が顔を出している。
　金精山から一旦下って登り返すと湯元分岐の国境平だ。ここから五色山まで見晴らしの良いダケカンバが点在するなだらかな笹原の尾根道だ。駐車場から約２時間で突然、眼前に白根山が立ちふさがっている五色山山頂に飛び出す。眼下にはエメラルドグリーンの五色沼、東には太郎山、女峰山、小真名子山、大真名子山、男体山の順に丸い山体が、東南には前白根山から白根隠山ままでのなだらかな山稜が続いている。

　（金精峠トンネル登山口）　　　（金精峠への丸太階段）　　　　　　　（金精神社）

　　　　　（金精峠）　　　　　　　　　　　　　（丸沼と菅沼）　　　　　　　　（湯の湖と男体山）

　　　（笈吊岩と金精山）　　　　　　　（金精山への登り道）　　　　　　　（金精山への登り道）

　（金精山から見る至仏山）　　　　　　　（金精山頂上）　　　　　　　　　　　　（国境平）

　　　（五色山への尾根道）　　　　　　（五色山への尾根道）　　　　　　　　　（五色山頂上）

（五色山から白根山と五色沼）　　（太郎山、女峰山、男体山）　　　（前方が前白根山）

○五色山～前白根山～白根山～五色山～金精峠トンネル東口駐車場

　五色山から少し下ってから完全に葉を落としたダケカンバ林のガレ場を登り返すと約３０分で前白根山だ。平らな山頂から五色沼分岐を右に見送り、更に下って避難小屋を右に見送って、初冠雪の残雪の残る広い尾根を直進する。小さな避難小屋を過ぎて前白根山から４５分も進むとこの尾根で最高峰の白根隠山だ。いままで歩いてきたなだらかな尾根筋や中禅寺湖も俯瞰できる。次のコルまで下ってみたが白根山へ取り付く道がなかったため、再度、前白根山手前の避難小屋分岐まで戻り白根山をめざした。
　避難小屋の前を通りダケカンバの林を過ぎると急坂のガレ場になる。東南稜上に取り付いた後はなだらかな斜面を最高峰に向かい、避難小屋から約１時間で岩稜の山頂だ。山頂には平地がないので少し東へ下った所の小広場で休憩する。西～北～東の展望が雄大だが、午後になると霞がかかりよく撮れなかった。
　最高地点から北へ岩稜の急坂を下る道は日影に残雪が凍りついているので注意が肝要だ。約３０分で七色平分岐だ。ここから分岐が沢山あるので地図と首っ引きで表示と見比べて進み、弥陀ヶ池を経て五色山にたどり着いたのが午後３時半だ。秋の日暮れは早いので急いで往路を下山し午後５時前に駐車場へ帰着した。きょうの反省点は、本来は３時までに帰るつもりだったが、出発時刻が遅かった上に白根隠山などへ寄ったため帰着が遅くなったことだ。
　金精道路で今山行の最終の宿、湯元温泉へ向かった。

　　（前白根山への登り道）　　　　　　（前白根山頂上）　　　　　　（前白根山から見た白根山）