祖母山(1756.4m)

 

★ひとこと   「北谷からなだらかコースで千間平、国観峠を経て祖母山へ」

五ヶ所コース林道から祖母山を望む

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★行った日   2006年4月14日(金)  曇一時晴   単独
          
★コース

(第4日)
湯山温泉7:45(R388、R265、R218)=高千穂町(R235、県道)10:30=五ヶ所(林道)=11:19北谷登山口11:27→1合目11:39→2合目11:49→3合目12:01→4合目12:12→四等三角点12:22→千間平12:25→5合目12:28→3県境12:40→7合目12:52→13:00国観峠13:12→8合目13:16→9合目13:36→13:55(1756.4m)祖母山14:04→9合目14:15→8合目14:25→国観峠14:28→7合目14:32→6合目14:41→3県境14:46→5合目14:53→千間平14:56→4合目15:02→3合目15:10→2合目15:17→1合目15:24→北谷登山口15:31(林道)=三秀台(県道、R235)=高千穂町15:40

 きょうは九州山地を越えるドライブだ。重苦しい曇り空の湯山温泉を椎葉村へ向かって出発、間もなく高度を上げるに従って雲の中へ入ってしまった。湯山トンネルを過ぎると太陽が顔を出し、以降、曇時々晴れの天候になった。一部、国道不通のため林道迂回があったが1車線の舗装道路が椎葉村まで続いている。椎葉村からは立派な2車線国道で予定より早く高千穂町に着いた。高千穂町から五ヶ所を経て、地道だが走り易い林道で北谷登山口へ湯山から3時間半で到着した。林道からは山地にしがみつくような刈り干し切り唄のふるさと五ヶ所の集落が見え、南側には黒岳や親父山の支脈が、東方には祖母山が三角錐の姿を現している。北谷登山口の少し手前に一の宮の旧登山口があるが、いまは閉鎖されている。
 北谷登山口からハイキングコース並みの千間平コースを登る。山道には立派な号数表示柱が律儀に建っている。針葉樹林帯を3合目辺りで抜け明るい潅木帯をなだらかに登る。4合目からしばらく登ると、左へ少し尾根上に上った所に四等三角点がある。展望はあまりない。三角点から少し下ると先ほどの登山道に合流する。ここが広々とした灌木とススキの千間平だ。少し下って登り返すと宮崎、大分、熊本の3県境だ。ここは展望がよく、九重や阿蘇の山並みや五個荘や椎葉村も見えるらしいがきょうは全く駄目だった。茶屋場とも呼ばれている3県境から左へ分けると大分県の宇目だ。

 
(刈り干し切り唄の五ヶ所集落)  (林道から親父山の山々)     (一の鳥居、旧登山口)

   (北谷登山口広場)        (千間平登り口)        (針葉樹林中の1合目)

 (樹林を抜け明るい3合目)     (なだらかな小灌木帯)     (P1447四等三角点)

 (前方に見える祖母山ピーク)       (千間平)             (3県境)

 3県境から尾根道を下ってから登り返すと小さな地蔵も建っている広々とした草地の国観峠だ。ここで大分からの神原コースと合流している。ここから灌木の茂る笹原のV字型のくぼ地を登る。ぬかるんだ急坂もあるのでスリップに注意しながら登る。途中、9合目山小屋へ続く道を左に分け登り続けると祠もある山頂だ。山頂直下にはオオヤマレンゲの表示があったので熊野の八経ヶ岳と同じ花が咲くのかと感慨深かかった。少し広めの山頂からは展望が良いことで有名だが、残念ながら完全に雲の中に入ってしまった。
 往路と同じ経路で下山した。帰途、桜満開の三秀台に立ち寄ったが、名称由来の阿蘇、九重、祖母、何れも目にできず、高千穂町へ向かった。


  (国観峠、正面は祖母山)    (国観峠の地蔵、登り口)     (ガスってきた稜線)
 
   (笹と小灌木帯を進む)        (9合目)            (9合目小屋分岐)

   (山頂付近の交差点)       (ヒメシャラ?の道)        (風穴コース分岐)

     (祖母山頂上)          (祖母山三角点)       (ガスってしまった尾根筋)

★道端の花
    ?(2合目)               ?(2合目)           スミレ(2合目)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(参考地図)
・山と高原地図       祖母・傾・大崩山
・2万5千分の1地形図  祖母山、豊後柏原

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