雄阿寒岳(阿寒岳)(1370.5m)

 

★ひとこと   「阿寒湖滝口から自然林の中を霧雨吹きつける雄阿寒岳へ」

阿寒湖尻の滝口

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★行った日   2006年7月11日(火)  曇一時雨  単独
          
★コース

(第5日)
阿寒湖温泉7:34(R241)=7:49滝口7:54→次郎沼分岐8:14→1合目8:25→2合目8:49→3合目9:15→9:32休憩(雨具着用)9:41→4合目9:52→5合目10:40→6合目10:57→7合目11:14→8合目11:23→9合目11:32→11:41(1370.5m)雄阿寒岳11:50→9合目11:54→8合目12:03→7合目12:10→6合目12:19→5合目12:29→4合目12:50→3合目13:10→2合目13:40→1合目13:55→次郎沼分岐14:05→14:25滝口14:44(R241、R274、道道)=オソウシ温泉17:25

 当初、雌阿寒岳へ登るつもりだったが火山情報が出ていて登山禁止なので仕方なく雄阿寒岳へ変更した。滝口の雄阿寒岳登山口は阿寒湖温泉からR241を弟子屈方向へ少し戻った所だ。滝口は阿寒湖の狭まった所の排水堰の向かい側にあり、静かな景色の良い所だ。登山口には10台位しか駐車できないので道端に車を止める。
 登山口から阿寒湖に沿って進み阿寒湖から流れ出る川の堰を通って下流の太郎沼へ出る。太郎沼の縁を通ってトドマツやエゾマツの針葉樹林帯に入り次郎沼への分岐から本格的な上りとなる。すぐに1合目の標識があり、4合目まで比較的緩やかな樹林の中の笹原の上り道だ。4合目から5合目までがダケカンバの混ざった針広混交林の中の急坂が続く正念場だ。5合目からハイマツの中のなだらかな高山植物の花咲く道だ。小雨まじりの強風が吹きつける旧測候所跡の8合目を過ぎ、少し下って火口壁とおぼしきところを登り返し、最後に岩稜を越えると雄阿寒岳山頂だ。山頂付近は高山植物が豊富で展望もよいらしいが、きょうは雨まじりの強風が吹きすさび目も開けてられないので早々に下山した。
 あすはトムラウシ山を予定しているので十勝平野へ出て、足寄から新得町を経てオソウシ温泉へ向かった。本当はトムラウシ温泉に泊まりたかったが夏場は数ヶ月前から予約満杯らしいので短縮登山口まで1時間半かかるオソウシ温泉にした。しかし、天候はままならず時雨模様が続いていた。

 
    (滝口登山口)        (阿寒湖堰から滝口方向)        (太郎沼)

   (次郎沼分岐)             (1合目)                (2合目)

(4から5合目の急坂がいんどい)   (笹原を進む)             (岩場もある)

(天気がよければ5合目から快適)   (低木の間を進む)      (8合目は旧測候所跡)

 
   (少し岩稜を登る)           (頂上直下)          (雄阿寒岳三角点)


★道端の花


    ゴゼンタチバナ(1合目)   キバナシャクナゲ(1合目)    ハクサンチドリ(4合目)
 
   マルバシモツケ(5合目)     エゾイソツツジ(5合目)         ?(5合目)
 
 ミヤマハンショウズル(5合目)    ツマトリソウ(5合目)      ウコンウツギ(5合目)
 
      ?(5合目)        チシマヒョウタンボク(5合目)       ?(5合目)
 
    ツマトリソウ(7合目)        コケモモ(7合目)      マルバシモツケ(9合目)
 
    ハイマツ(9合目)        ナルコユリ(6合目)        マイズルソウ(6合目)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       利尻・羅臼
・2万5千分の1地形図  雄阿寒岳

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