★ひとこと 「望岳台から砂礫の火山地帯を経てガスった十勝岳へ」
望岳台から雲の中の十勝岳連峰を望む
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★行った日 2006年7月12日(水) 雨
単独
2006年7月13日(木) 曇一時晴 単独
★コース
(第6日)
オソウシ温泉8:30(道道、R38)=富良野(R237、道道)=白金温泉15:00
(第7日)
白金温泉5:35(道道)=望岳台5:44→白銀荘分岐5:52→上の白銀荘分岐6:14→美瑛岳分岐6:32→十勝岳避難小屋6:42→昭和噴火口7:44→前十勝コース(通行禁止)分岐8:29→8:44(2077m)十勝岳8:57→前十勝コース(通行禁止)分岐9:09→昭和噴火口9:32→十勝岳避難小屋10:08→美瑛岳分岐10:15→上の白銀荘分岐10:27→白銀荘分岐10:47→望岳台10:50(道道)=白金温泉10:58
(第6日)
出発予定時刻の朝3時半頃になっても屋根を叩く音が弱くならず、昨夜の天気予報も雨だったのできょうは登山を中止して休養日にした。ゆっくり宿を出てR38の狩勝峠を越えて富良野のラベンダー畑を観光し、霧の十勝岳登山口を確認してから白金温泉に到着した。
(第7日)
白金温泉から10分ほどで望岳台のだだっ広い駐車場だ。この辺りは朝日をあびているが十勝岳避難小屋の辺りから上は雲の中だ。霧が晴れるのを祈りながら広い瓦礫の道を登り始めた。十勝岳は活火山のせいか高山植物は意外に少ない。
緩やかな上りを進むに従って雲も退き、白銀荘へ向かう道を右に分け、美瑛岳へ続く登山道を左に分けて登り、そのすぐ上の閉鎖中の避難小屋から下界を綺麗に見渡すことができた。避難小屋のすぐ上から土石流検知ワイヤーの張られた谷を渡って急坂のガレ尾根を登りだす頃にはとうとう雲の中に入ってしまった。急坂をはーはー言いながらのぼりきった尾根の尾が昭和噴火口の縁らしい。噴気が流れてきて殆どの人が咳き込んでいた。前のペンキで白く塗られた石を見ながら文字通り五里霧中の中を緩やかに登る。尾根の幅が広くて丸いので白い石が大切な目印だ。十勝本峰稜線への急坂では残雪の残る谷間を見つつ、噴気に咳き込みながら十勝岳山頂に到着だ。計画では美瑛岳経由で下山の予定だったが、辺りが真っ白で道に迷いやすいのと、折角行っても何も見えないのでは仕方がないので往路通りに下山した。昭和噴火口から少し下るとガスが晴れ素晴らしい下界が展望できた。
一旦、美瑛町まで下って新装成ったダウンタウンの街並みを楽しんでから白金温泉に帰着した。機会があれば、晴れた日に花の名山、富良野岳から展望の山、十勝岳へ縦走したいものだ。
(望岳台付近) (広い道で十勝連峰めざす) (十勝岳避難小屋付近)
(十勝岳避難小屋) (小屋の先で雲の中へ)
(最後の下界の景色)
(昭和噴火口の縁) (白い石を頼りに進む) (十勝岳山頂)
(十勝岳山頂)
(火口の縁を下る) (やっと雲の下へ)
(十勝岳避難小屋付近から見た南方の景観)
★道端の花
?(望岳台) タカネニガナ(望岳台) マルバシモツケ(望岳台)
エゾイソツツジ(望岳台) メアカンキンバイ(避難小屋) イワブクロ(望岳台)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大雪山・十勝岳・幌尻岳
・2万5千分の1地形図 白金温泉、十勝岳
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