★ひとこと 「お手軽登山で高山植物の宝庫の霧雨吹き付ける旭岳へ」
天人峡の羽衣の滝
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★行った日 2006年7月14日(金) 霧雨 単独
★コース
(第7日)
白金温泉5:55(道道)=旭岳温泉7:20(ロープウエー)=7:30すがたみ駅7:48→5合目(1665m)(旭岳石室)→6合目(1800m)8:48→7合目(1980m)枕9:06→8合目2060m)9:27→9合目(2190m)9:45→9:59(2290.3m)旭岳10:05→9合目10:14→8合目10:23→7合目10:33→6合目10:43→6合目11:02→夫婦池→11:45すがたみ駅12:00=旭岳温泉12:15=天人峡=白金温泉17:00
時々時雨れるうっとうしい空模様だが北海道の最高峰の旭岳に登るべく旭岳温泉めざして車を走らせた。美瑛町経由約1時間半で雨降るロープウエーあさひだけ駅前駐車場に到着。10分で着くすがたみ駅は何も見えないガスの中だ。
すがたみ駅近くには一周約1時間の山腹に点在する池塘や湿原の高山植物帯をめぐる遊歩道があるがきょうは何も見えない。姿見の池からはそれまでの緑豊かな遊歩道と異なり高山植物も激減し火山礫の登山道だ。白ペンキを目印に霧雨まじりの風をついてただ黙々と登るのみ。地獄谷と呼ばれる爆裂火口からの噴気の臭いが鼻をついてくる。ガスに霞んだ9合目付近の金庫岩が過ぎればすぐ旭岳三角点だ。こんな悪天候でも団体初め沢山の登山者がつめかけている。計画では間宮岳を巡る周遊路を行くつもりだったが、何も見えないためすぐ下山した。
姿見の池付近からは悪天候も回復の兆しを見せ、チングルマ大群生地など草花が咲き乱れる楽園を垣間見ながら下山した。晴れた日に、大雪山の姿を遠景にした花の楽園を是非目にしたいものだ。
天候も回復し予定より早く下山したので今回登れなかったトムラウシ山登山口もある天人峡へ立ち寄った。但し、ここからトムラウシは17時間コースなのでテント泊が必要だ。遊歩道の先には落差270メートルの見事な羽衣の滝がかかっている。夕方、美瑛町経由で白金温泉へ帰着した。
(ロープウエー姿見駅) (旭岳が見える筈) (姿見の池)
(霞む7合目) (一瞬見えた登山道)
(霞む金庫岩)
(旭岳山頂) (霧の強風でも多くの登山者) (姿見池に浮かぶ雪塊)
(エゾイソツツジ群落)
(チングルマ大群生地) (高山植物帯遊歩道)
(エゾノツガザクラ群落)
(雲の下に出たロープウエー) (天人峡のトムラウシ登山口)
(天人峡の涙岩) (天人峡の敷島の滝) (天人峡の羽衣の滝)
★道端の花
キバナシャクナゲ(6合目) チングルマ(6合目) ウラジロナナカマド(6合目)
ショウジョウバカマ(6合目) イワブクロ(6合目) エゾノツガザクラ(6合目)
ヒメイワタデ(6合目) ジムカデ(7合目) メアカンキンバイ(山頂)
コメバツガザクラ(6合目) マルバシモツケ(6合目) コガネイチゴ(6合目)
エゾコザクラ(6合目) エゾイソツツジ(6合目) オオカサモチ(天人峡)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大雪山・十勝岳・幌尻岳
・2万5千分の1地形図 愛山渓温泉、旭岳
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