黒岳

黒岳（大雪山）（1984.0m）

★ひとこと　　　「層雲峡からロープウエーとリフトで溶岩台地に花咲く黒岳へ」

黒岳石室手前から北鎮岳（左）凌雲岳（右）を望む

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★行った日　　　２００６年７月１５日（土）　　曇一時晴　　単独
　　　　　　　　　　

★コース

（第８日）
白金温泉6：27（道道、Ｒ２３７、Ｒ３９）＝層雲峡8：30（ロープウエー）＝くろだけ駅（リフト）＝登山事務所9：28→７合目9：36→８合目9：58→９合目10：15→10：40(1984.0m)黒岳10：51→黒岳石室手前11：03→黒岳11：16→９合目11：31→８合目11：38→７合目11：54→登山事務所11：59（リフト）＝くろだけ駅（ロープウエー）＝層雲峡12：30（Ｒ３９）＝旭川（Ｒ２３７、道道）＝白金温泉16：00

　薄日のさす空模様のもと勇躍出発、旭川経由、Ｒ３９でロープウエーそううんきょう駅駐車場だ。土曜日とあって７割がた大駐車場が埋め尽くされている。時々ガスがかかるが周りの景観を楽しみながら７分でくろだけ駅到着。
　駅前にはお花畑があり赤、青、黄、白の草花が迎えてくれる。針葉樹林を進むとリフト乗り場があり、リフト下の草花を楽しみながら７合目まで歩かずに登れる。登山口の事務所では記帳をしないと通過できないようになっている。
　黒岳北東斜面につけられたジグザグの登山道を、高度をかせぐに従って次々に変わる植物相を楽しみながらなだらかに登る。途中、層雲峡が見下ろせそうな展望の良い地点もあるがガスっていていまいちだった。山頂からは３６０度の大展望だが、きょうは昨日登った旭岳は雲の中、西南方向の北鎮岳方向の近くの山々のみ展望できた。山頂はお花畑が広がりピンクのエゾツツジが華やかな彩を添えていた。
　黒岳石室方向へ延びるなだらかな溶岩台地の砂礫の稜線は高山植物の宝庫だ。荒涼とした大地にコマクサ、エゾツツジ、イワブクロなどがしがみついて生きている。ピンク、白、緑のコントラストが素晴らしい。せめて北海道の標高第２位の北鎮岳まで行きたかったが展望が望めそうにないため中止した。黒岳石室の手前で引き返し、往路と同じ経路で下山した。いつの日か晴れた日に再度挑戦したいものだ。
　まだ早かったので旭川のかの有名な旭山動物園にでも立ち寄ろうとしたが、驚くなかれ観光バスと乗用車で駐車場は超満員だ。マスコミの影響力はたいしたものだと感心しながら動物園をパスして旭川を後にし、白金温泉へ向かった。

　（層雲峡からのロープウエー）　　　　（黒岳駅前お花畑）　　　　　　（資料館の横からリフトへ）