雲取山(2017.1m)

 

★ひとこと   「広葉美林の三条沢から三条ダルミを経て展望の雲取山へ」

甲武信岳を背景にした雲取山三角点

★行った日   2006年10月26日(木)  曇一時晴  単独
        
★コース

(第2日)
丹波山村5:34(R411、後山林道)=6:21林道終点手前6:30→林道終点6:36→三条の湯7:06→青岩鍾乳洞分岐7:30→展望尾根7:52→水場8:23→三条ダルミ9:10→9:48(1017.1m)雲取山10:24→三条ダルミ10:39→水場11:11→展望尾根11:29→青岩鍾乳洞分岐11:41→三条の湯11:55→林道終点12:19→林道終点手前12:25(後山林道、R411、R140)=三富15:00

(第2日)
 丹波山(たばやま)村からR411を東進しお祭り(地名)から後山林道に入る。後山川に沿った地道の林道で悪路の箇所もあり普通乗用車なので10〜20キロの最徐行だ。林道終点付近が工事中のため終点手前の道端に駐車する。駐車場所が少ないため遅く着くと相当手前に車をとめる必要がありそうだ。
 工事用部品の散乱する林道終点が遊歩道入口で東京都の水源の標識が建っている。青岩谷橋を渡ると三条沢渓谷に沿って山の中腹につけられたなだらかな遊歩道を進む。途中、三条の滝、銚子の滝(道から殆ど見えない)を過ぎ、カツラの大木もある三条谷の素晴らしい広葉林を楽しみながら30分も進むと前方に三条の湯が見えてくる。
 三条の湯からサオラ峠から丹波山村へ下る道、飛龍山へ直接向かう道、三条ダルミへ向かう道の4つに分岐しているが、小屋の前を通って三条ダルミへ向かう。最後の水場の沢を渡るといよいよ水無尾根の登りだ。広針混交林の自然林の斜面を登るとほどなく通行止めになっている青岩鍾乳洞への分岐点だ。分岐で左をとって水無尾根を斜めに巻いて登ると明るい両側が切れ落ちた裸の尾根に出る。見晴らしの良い休憩の適所だ。西側に三条ダルミから飛龍山、前飛竜に至る縦走路の尾根筋がそびえている。


  (後山林道通行止め地点)    (林道終点遊歩道入口)       (最初の沢を渡る)

 (渓谷沿いの遊歩道を行く)       (三条の滝)       (遊歩道側のカツラノキの大木)

    (三条谷の広葉林)     (渓谷沿いの遊歩道を行く)    (落ち葉絨毯の斜面)

   (沢を渡ると三条の湯)         (三条の湯)        (沢を渡ると山道に入る)

    (三条の湯の俯瞰)     (灌木帯をなだらかに登る)     (青岩鍾乳洞分岐点)

 (色づき始めた広葉林を行く)       (展望尾根)       (色づき始めた広葉林を行く)

         (展望尾根から眺めた三条ダルミ〜前飛竜の縦走路尾根)

 尾根を過ぎて広葉樹林帯を進むと木の間から雲取山が顔を出し始める。石灰岩の崖を越えたり丸太の桟道を越えて鮮やかな紅葉を愛でながら進むと三条ダルミだ。この道は古くからの道らしく道を支えるためのしっかりした石垣が散見される。三条ダルミから富士山が見える筈だがきょうは駄目だった。ここから汗を滴らせて最後の笹原の急坂を登ると岩峰があってその隣が雲取山避難小屋だ。南へは小雲取山に続く綺麗な草原の尾根が延びている。避難小屋から少し北が雲取山頂上だ。東京、埼玉、山梨の3都県にまたがっているが東京都下の最高峰だけあって方位板初め沢山の標識が建っている。本当は奥多摩や奥秩父の展望台だが、残念ながら山頂からは富士山の頭が見えたのみで殆どが雲海の下だった。
 今回は日程の都合上、三条の湯から登ったが機会があれば三峰からのロングコースにチャレンジしたいものだ。往路と同じ経路で下山し、あす甲武信岳へ登るべく昨日と同じくR411で一旦塩山へ出てR140で三富へ向かった。

  (雲取山がやっと顔を出す)   (徐々に険しくなる登山道)     (岩稜越えも現れる)

    (鮮やかな紅葉)           (丸太桟道もある)      (鮮やかな落ち葉絨毯)

     (三条ダルミ)        (三条ダルミから南方を望む)    (最後の急坂を登る)

   (雲取山避難小屋付近)     (少し頭を出した富士山)   (雲取山頂上の各種標識)

              (雲取山頂上から南〜西〜西北を望む)

              (雲取山避難小屋前から東南へ延びている尾根筋)

 
★道端の花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       雲取山・両神山・奥秩父
・2万5千分の1地形図  丹波、雲取山

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