吾妻山(1238.4m)烏帽子山(1228.1m)立烏帽子山(1289m)

 

★ひとこと   「吾妻山からブナ原生林の御陵を経て立烏帽子山へ」

池の段分岐から吾妻山を望む

★行った日   2007年9月11日(火)  晴  単独
        
★コース

(第1日午後)
月見ヶ丘駐車場9:27(県道、R183、R314、県道)=10:32吾妻国民休暇村10:40→展望ベンチ11:04→11:24(1238.4m)吾妻山11:31→南の原分岐11:44→横田別れ11:58→巻道分岐12:22→12:29(1228.1m)烏帽子山12:39→巻道合流12:45→(1264m)御陵比婆山13:00→管理センター分岐(巻道分岐)13:04→公園センター分岐13:19→越原越13:21→13:42池の段分岐13:46→(1289m)立烏帽子山(比婆山)13:58→14:10池の段分岐14:15→越原越14:29→公園センター分岐14:49→御陵比婆山14:54→管理センター分岐(巻道分岐)15:04→巻道合流15:09→横田別れ15:19→南の原分岐15:44→吾妻山16:04→吾妻国民休暇村16:27

(第1日午後)
 道後山の月見ヶ丘から国民休暇村吾妻山まで約1時間だ。道路も殆ど2車線の舗装道路なので予想より早く到着した。国民宿舎の前の大きな駐車場にとめて早速登山開始だ。なお、比婆山という山はなく烏帽子山や立烏帽子山を総称しているようだ。
 登山口から気持ちの良い大草原をなだらかに登る。途中の池にはスイレンが咲き山影を写していた。途中の展望ベンチから見下ろす休暇村の草原と池と赤い屋根の組み合わせは素晴らしいの一語だ。小灌木帯を登りきると360度の大展望の吾妻山頂上だ。西南には登ってきた大草原、東にはこれから下る大膳原のススキ原が見えている。東へ樹林の急坂を下り、南の原への道を右に分けてさらに下るとススキの平原に着く。大膳原だ。比婆山を正面に眺めながらキャンプ場もあるススキ原をなだらかに下る。最低コルが島根県側に下れる横田別れだ。木陰のベンチもある休憩の適所だ。


   (国民休暇村登山口)     (草原をながらかに登る)       (休暇村を振り返る)

(見晴らしのよう小灌木帯を登る)    (吾妻山三角点)        (東の大膳原と比婆連山)

            (吾妻山から東北〜東〜南〜西〜西北を望む)

 (吾妻山から急な樹林を下る)   (大膳原をおだやかに下る)  (大膳原から吾妻山を振り返る)

         (大膳原から烏帽子山(右)立烏帽子(右)などの比婆連山を望む)

 下った分だけ樹林帯を登り返すと烏帽子山頂上だ。山頂は広い草原広場だ。広場の隅に、人工か自然の作為か不明の規則的な溝のついた条溝石がある。樹林帯を少し下り、ブナ林のコルで烏帽子山の巻道を右に分ける。この辺りから天然記念物のブナ林だ。おだやかに登ると比婆山御陵で円墳がある。古事記に言うイザナミノ神の墓所らしい。南には門栂と称するイチイの古木がある。このまま稜線を南下して緩やかに下ると公園センターに下れる越原越(おっぱらごえ)のコルだ。ここからまたまた登り返すと絶景ポイントの池の段分岐ピークだ。東には立烏帽子の円錐形の小山がせまり、西北には大膳原の向うに吾妻山がそびえている。折角ここまで来たので立烏帽子を往復するが、ピークはヤブの中の標識だけだった。下山は巻道で烏帽子山をカットした以外は往路を戻り、国民宿舎の風呂へ直行した。
 吾妻山、比婆山は国民休暇村付近の大草原、大膳原の大ススキ原、御陵付近のブナ林、吾妻山や池の段分岐点の大展望などが素晴らしかった。

  (最低コルの横田別れ)        (樹林帯を登る)      (烏帽子山頂上部は草原)

    (山頂横の条溝石)             (御陵)        (御陵の門栂:正しくはイチイ)

 
     (ブナ純林を行く)          (越原越付近)         (もうすぐ池の段分岐)

             (池の段分岐から西〜北〜東〜南〜西南を望む)

  (大膳原方面を振り返る)     (円錐形の立烏帽子山)   (立烏帽子山頂上はヤブの中)

★道端の花

  マツムシソウ(休暇村)     ツリガネニンジン(休暇村)    イブキトラノオ(休暇村)
 
   ヤマボクチ(休暇村)       キンミズヒキ(休暇村)     シコクフウロ(休暇村)
 
   ツルニガナ(吾妻山)       イヌショウマ(吾妻山)      ウツボグサ(吾妻山)
 
    ママコナ(吾妻山)       ヤハズハハコ(吾妻山)     イヌショウマ(吾妻山)
 
   ワレモコウ(吾妻山)       ヤマハッカ(吾妻山)       ゲンノショウコ(大膳原)
 
  カワラナデシコ(大膳原)     アキノキリンソウ(御陵)        ?(池の段)
 
   ウメバチソウ(池の段)     ツルリンドウ(立烏帽子)  (タンナ)トリカブト(立烏帽子)
 
   シロヨメナ(立烏帽子)      ママコナ(池の段)        ホツツジ(池の段)
 
  キバナアキギリ(吾妻山)        ?(吾妻山)         マルバハギ(吾妻山)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  比婆山

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