★ひとこと 「枝折峠からぬかるみの尾根を経てみぞれ降る山頂へ」
八海山(不動岳)から越後駒ヶ岳を望む
★行った日 2007年10月15日(月) 曇一時しぐれ 単独
★コース
(第5日)
銀山平温泉4:41(R352)=枝折峠5:00→銀の道出合5:26→(1236.0m)枝折大明神5:31→道行山分岐6:32→7:17(1378.0m)小倉山7:25→百草の池8:05→8:42前駒→9:07駒ノ小屋9:11→中ノ岳分岐9:50→9:30(2002.7m)越後駒ヶ岳9:46→中ノ岳分岐9:50→駒ノ小屋10:01→10:36百草の池10:40→小倉山11:19→道行山分岐11:46→枝折大明神12:38→銀の道分岐12:41→枝折峠13:00(R352)=13:20銀山平温泉13:46(R352)=鷹ノ巣登山口14:55(R352)=桧枝岐温泉
越後三山の一つ、越後駒ヶ岳は、中ノ岳からの縦走ルートを除けば駒ノ湯か枝折(しおり)峠から大倉山を通るルート、水無川のルートがあるが、いづれもアプローチの長いルートだ。今回は毎日山を登っているので最も体力が消耗しないと予想される枝折峠からだ。銀山平を暗いうちに出発し、約20分で一昨日確認しておいた立派なトイレもある枝折峠駐車場だ。数台の車があったが駒ノ小屋の宿泊者らしい。
トイレ横の登山道入口からヘッドランプをつけて朝5時丁度に出発だ。明神峠までの尾根筋からは東側の奥只見湖方面の視界が開け、1人のカメラマンが雲海の撮影準備に忙しそうだった。昔の生活道路、銀の道と出合う明神峠で明るくなる始め、道行(みちゆき)山と明神峠の中間点P1235付近で朝日が昇り、左には荒沢岳、後ろには歩いてきた稜線の紅葉が朝日に映えていた。好展望らしい道行山分岐では帰りに登るつもりでパスして直行した(復路ではガスってしまい登れなかったが)。道行山を下ると小倉山まで最悪の泥田のような道だ。鋲の付いた長靴(前駒には岩場もあるので)が最良の選択だが少なくともスパッツは必須だ。小倉山で駒ノ湯からの道を合せ、左に荒沢岳、正面に越後駒ヶ岳を見ながら絶景の紅葉の尾根道を登る。やがて小灌木帯の小さな平坦地、百草池に着く。小さな池があるだけだが初夏には草花が咲くそうだ。ここから狭くなった急な稜線を登ると前駒だ。見晴らしはよく、正面の最も手前の岩稜の上には駒ノ小屋のポールが見え、左の山肌の残雪(昨年の)も見えたが、ガスが下がり始めて山頂は隠れてしまった。
(P1235付近の朝焼け) (道行山手前から振り返る)
(道行山手前から荒沢岳)
(道行山分岐)
(道行山下りから越後駒ヶ岳) (小倉山めざして登る)
(快適ななだらかな稜線を行く)
(低木帯を登る) (百草池付近)
(百草池) (前駒手前から銀山平を俯瞰)
(登ってきた稜線を望む)
(前駒付近から北〜東〜東南を望む)
(前駒)
(上正面の駒ノ小屋めざして戻る) (見事な紅葉の山肌)
(急な笹原道を登る) (中ノ岳分岐点から頂上はすぐ)
(越後駒ヶ岳三角点)
(ブナ茂る明神峠付近) (枝折大明神)
(銀の道分岐)
(銀の道分岐付近の稜線から東方の銀山平を望む)
(枝折峠近くの稜線に建つ石像) (枝折峠へ続く稜線)
(枝折峠登山口)
★道端の花(花は殆どなし)
★ルート断面図
★地 図(GPS軌跡)
(2)道行山分岐〜越後駒ヶ岳 (1)枝折峠〜道行山分岐

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 越後三山・平ヶ岳・巻機山
・2万5千分の1地形図 八海山、只見湖

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