大日岳(2128m)飯豊山(2105.1m) 梅花皮小屋6:14→梅花皮岳6:43→7:09(2017.8m)烏帽子岳7:18→御手洗ノ池8:27→9:03天狗ノ庭9:13→天狗岳9:46→10:00御西小屋(水場往復)10:29→文平ノ池10:43→11:42(2128m)大日岳11:58→文平ノ池12:35→13:08御西小屋(水場往復)13:39→(2012.5m)御西岳13:46→玄山道分岐鞍部14:19→P2038(駒形山)14:41→15:05(2105.1m)飯豊山15:24→本山小屋15:37 (天狗岳を巻いて御西小屋へ) (御西小屋) (御西小屋から大日岳へ) 大日岳を正面に見て笹原の稜線を鞍部まで下るが、この方向から見た大日岳はなかなか精悍な山形だ。コバイケイソウやニッコウキスゲの残り花が大日岳を背景に風に揺れていた。文平ノ池を過ぎるとなだらかな上り稜線となり、最後に急坂を登ると大日岳山頂だ。古い棒杭が一本立っているだけの簡素な小広場なのが最高だ。ここには三角点はなく、すぐ先の西大日岳にあるらしいが行かなかった。山頂からの眺望はこの山系随一だ。飯豊山系全体の展望台で、幸運にも燧ヶ岳や男体山も視認できた。御西小屋まで戻り、本山小屋の水場が遠いので、御西小屋の下の水場で今晩の分を給水して肩に食い込む重いリュック(と言っても推定たった15キロ)を背に飯豊山へ向った。
、P1988の南の裾を巻いてなだらかに笹原を下る。玄山道分岐分岐を過ぎてなだらかに登り返すとP2038の駒形山だ。後で聞くと玄山道分岐を右へ下った所に水場があるらしいが表示はなかった。次のピークが飯豊山だ。三角点もある岩稜の山頂からは、いまたどってきた笹原平原が夕日に輝き、あす下る予定の大ぐら尾根が斜光に陰影を際立たせていた。山頂から飯豊山とほぼ同じ標高の飯豊山神社とその隣にある本山小屋はすぐだ。標高約2100メートルにある本山小屋では防寒用にレインウエアーを着こんで寝たが、晩は宿泊者の炊事の余韻が残っているので暖かかったが、朝方に少し寒かったのはマットが無かったせいもありそうだ。
飯豊山系の縦走路を歩いてみると、標高の高い縦走路周辺は見晴らしの良いハイマツと笹原の準平原が続いている。春から夏にかけては豊富な草花が咲き乱れる筈だ。特に、扇ノ地紙から御西小屋を経て大日岳に至る稜線が素晴らしかった。 (大日岳へなだらかに下る) (文平ノ池と大日岳) (稜線から望む北俣岳)
(大日岳山頂直下の急登) (大日岳)
(コバイケイソウと大日岳)
(大日岳から西南〜西〜北〜東〜南を望む) |