会津駒ヶ岳(2132.4m)中門岳(2060m)

 

★ひとこと   「桧枝岐滝沢橋から山頂を経て池塘の草原を中門岳へ」

燧ヶ岳から会津駒ヶ岳(中央奥)を望む

★行った日   2008年10月17日(金)  晴一時曇  単独

★コース
(第3日目)
桧枝岐村6:45(林道)=林道登山口6:51→8:07水場分岐8:11→9:22駒ノ小屋9:29→(2132.4m)会津駒ヶ岳9:47→10:16中門岳標柱10:23→10:30(2060m)木道終点10:41→会津駒ヶ岳11:17→駒ノ小屋11:30→水場分岐12:18→林道登山口13:12(林道、R352、R289、R252、県道)=大白川16:00

 百名山に名を連ねる駒ヶ岳は、会津、越後、甲斐、木曽だが、今回は最後になった会津駒ヶ岳だ。山頂から伸びるなだらかな広い稜線には多数の池塘があり、燧ヶ岳(ひうちがだけ)から眺めると横に長い雄大な山容だ。桧枝岐村の滝沢橋から林道を上った登山口付近の林道駐車場に車をとめた。
 林道横の立派な階段が登山口だ。階段からカラマツ林を緩やかに進み、色づいたブナなどの広葉樹林の急坂をジグザグに登る。華やかな紅葉を愛でながら登る道端には適宜、登山口と山頂までの距離を記した標柱が立っている。海抜1500メートルを超えると紅葉帯は終わりブナなどは葉を落として丸裸だ。水場分岐点を過ぎるとシラビソやダケカンバなどの針広混交林となる。樹林を抜けると休憩ベンチがあり駒ノ小屋から会津駒ヶ岳などの稜線が目の前に現われる。ここから草原の稜線を上る木道が続き、駒ノ小屋で御池方面を左に分け、山頂へと向っている。


   (会津駒ヶ岳登山口)      (緑濃い雑木林を登る)    (色付き始めたブナ林を行く)

(紅葉真っ盛りの広葉樹林を行く)  (錦秋の尾根道を行く)      (錦秋の尾根道を行く)

  (落葉盛んなブナ林を登る)   (水場分岐付近は針葉樹林)    (針広混交林を行く)

   (シラビソの林を行く)      (会津駒の草原の稜線)    (樹林を抜けると休憩ベンチ)

       (休憩ベンチから駒ノ小屋(左)会津駒ヶ岳(中央)大戸沢岳手前の稜線(右))

   (駒の小屋へ木道を登る)   (駒の小屋直下の池塘と会津駒)  (会津駒ヶ岳へ向う木道)

 駒ノ小屋から駒ノ大池の端を通ってトラバース気味に斜面を上り、背の低いシラビソの林に入ると左へ中門岳へ向う巻道を分け、急な木階段を上ると小広場の会津駒ヶ岳山頂だ。山頂の展望は笹薮が成長してあまり良くないが、少し手前から南方の視界が開け、頂上の山名板通りの展望が得られる。山頂の背の低い樹林を抜けると中門岳までの稜線の眺めが雄大だ。右に大戸沢岳の稜線を眺めながら池塘の散在する草原の木道を30分も進むと池の畔に中門岳の標柱があり、その先で木道はループ上になって行き止まりだ。眺めの素晴らしい稜線漫歩で駒ノ小屋まで戻り、往路通りに昼過ぎに下山した。あす登る予定の守門岳に備えて只見町から田子倉ダムを経て大白川へ向った。大白川の民宿休み屋はきのこ料理が素晴らしく、季節の味が存分に堪能できた。
 この季節の会津駒ヶ岳は登山道の紅葉がことのほか美しく、山頂から中門岳へ伸びる稜線の池塘が散在する草原には花はないが晩秋の輝きが素晴らしかった。

   (笹原をなだらかに登る)    (会津駒頂上付近から燧ヶ岳)     (会津駒ヶ岳山頂)

            (会津駒ヶ岳頂上付近から東〜南〜西を望む)

(中門岳へ続く草原稜線を下る)    (中門岳の池塘群)      (中門岳池塘と燧ヶ岳)

  (会津駒へ戻る稜線の木道)    (錦秋のブナ林を戻る)     (黄緑の広葉樹林を戻る)


★道端の花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図(GPS軌跡)
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       尾瀬・燧ヶ岳・至仏山
・2万5千分の1地形図  会津駒ヶ岳、桧枝岐

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