東海自然歩道 13(下太郎生〜西青山)


★ひとこと   「尼ヶ岳山麓から青山高原へ続く布引山地の道」

青山高原から局ヶ岳を望む

★行った日   2009年2月26日(木)  晴一時雨   単独
 
★コース

JR高槻駅5:20(JR)=鶴橋(近鉄)6:17=7:13名張駅7:25(三重交通バス)=下太郎生8:15→富士見峠分岐8:29→富士見峠9:12→尼ヶ岳分岐9:25→尼ヶ岳登山口9:39→桜峠9:47→10:21伊賀市境界10:33→メナードゴルフ場10:52→布引峠11:19→11:36休憩11:43→自衛隊ゲート前12:46→13:32大原分岐13:42→青山峠分岐14:32→R165歩道橋15:00→乗馬クラブ15:13→西青山駅15:29(近鉄)=鶴橋(JR)=JR高槻18:00

 東海自然歩道13回目は尼ヶ岳山麓の下太郎生から青山高原へ向う道だ。名張駅発敷津行き一番のバスは児童の通学バスなので土日は運休だ。名張川沿いに走るR368は、この時間帯名張方面へ向う車が多く、狭い道路のためすれ違いに時間をかけてやっと下太郎生に到着した。
 前回に尼ヶ岳から下ってきた道を大タワ方向へ進み、途中、富士見峠の表示に従って左の林道へ入る。分岐毎の尼ヶ岳の道標に基づいて植林帯の林道を進むと、下太郎生から約1時間で富士見峠だ。稜線を右へ上ると尼ヶ岳だが、峠を越えて直進し、しばらく杉林を下ると、尼ヶ岳から下ってきた東海自然歩道と合流する。そのまま下ると高尾の尼ヶ岳登山口だ。以前は高尾集落までバスがあったが、いまは廃止だ。ここで東へ車道を10分ほど進むと十字路の桜峠だ。左折して青山高原へ向う。平坦な林道を進み、なだらかな峠を越えると伊賀市に入り、少し進むと古田集落だ。きょうのコースは殆ど林道ばかりだが、人の住む唯一の集落だ。しばらく下り、メナードのリゾート地を過ぎると布引峠だ。この先で車道と別れて、長い林道を1時間半歩き通すと自衛隊ゲート前にでる。ゲート前の道標は紛らわしいが、大きな道を下らずに左の急な林道を上るのが正解だ。約1時間植林帯の林道を歩き、大原分岐を過ぎるとやっと明るい灌木帯に入る。青山高原の入口だ。

  (下太郎生集落を東進)     (富士見峠分岐を左へ)     (杉林の林道を進む)

     (富士見峠を左へ)        (杉林の遊歩道を下る)      (高尾の尼ヶ岳登山口)

        (桜峠)           (伊賀市境界の峠)      (古田集落の田園を下る)


  (メナードのリゾート施設)        (布引峠)         (薄暗い林道を延々と歩く)

    (自衛隊ゲート前)           (大原分岐)           (青山高原へ入る)


 順路は高原の車道を進むが、いまはシーズンオフで車は全然通らないが、シーズンには心配だ。東南には名松線の通る谷間の向うに三角錐の局ヶ岳、南には越えてきた山々の彼方に倶留尊山、これから向かう北方には山上の風車群が望めた。青山峠へ向う車道と別れて、久しぶりに遊歩道に入り、急な丸太階段を下ったり上ったりしながら、杉林の谷間を下るとR165の歩道橋だ。青山高原の三角点は直進だが、西青山駅は国道に沿って下る。約1キロ先の乗馬クラブまで歩道があるので危険はない。ここで失敗、乗馬クラブの入口に車があったため道がわからず、西青山駅まで歩道のない危険な国道を歩いたが、本当は乗馬クラブから廃線跡を通る歩道利用が正解だ。2人しか乗る人のいない閑散とした西青山駅から2時間半で帰阪した。
 きょうは曽爾高原と青山高原をつなぐ主に視界のない林道歩きが連続する布引山地のルートだ。見晴しのよい青山高原に入るとやっと伊勢の山々の展望が得られる。

  (青山高原から局ヶ岳)      (青山高原から倶留尊山)    (青山高原の別荘地帯)

                 (青山高原から東南〜南〜西南を望む)

 (青山峠分岐付近から山道へ)  (長い階段を下って登る)       (杉林を下る)

    (R165歩道橋)          (R165を進む)          (西青山駅)

 
★道で出会った花

★ルート断面図

★地  図
(3)自衛隊ゲート前〜西青山駅          (2)メナードゴルフ場〜自衛隊ゲート前


(1)下太郎生バス停〜メナードゴルフ場

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  倶留尊山、伊勢奥津、阿保、二本木、伊勢路、佐田

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