(城山から関ヶ原古戦場を望む、木々が成長して眺望はいまいち)
(関ヶ原VCへ向かう)
(丘陵地帯を東進) (笹尾山へ登る間道入口)
(笹尾山、三成陣跡から関ヶ原古戦場を望む)
笹尾山を下り、先の決戦場を過ぎ、車道をくぐると景色のよい八幡池の畔をたどる。表示通りに竹薮を上ると岡山烽火場だ。ここから東軍の開戦の烽火が上がったそうだ。今は冬季閉鎖だが春日へ抜ける林道入口を通り、東海道線をくぐって東進、この先垂井に向かい、大高、伊吹、岩手、大石、大滝の順に山里をたどって山裾を歩く。伊富岐(いぶき)神社を過ぎると竹中半兵衛ゆかりの岩手集落に入る。石垣や堀の残る陣屋跡や菩提寺の禅憧寺がある。古刹や鎮守の杜の点在する山里をぬって進み、大滝を過ぎると藤の古木のある藤の森休憩所だ。梅谷から車道を直進すると山越えで池田温泉へ出られるが、東海自然歩道は工事中の車道から右折して山道に入り、ダム湖の平尾池を経て南下する。円興寺(えんこうじ)へのショートカット道を左に分け、直進して再び東海道線をくぐり、広々とした美濃国分寺跡の公園を過ぎると、参詣者の多い美濃国分寺だ。
(笹尾山三成陣跡) (笹尾山)
(八幡池の畔の遊歩道を行く)
(竹薮を過ぎると烽火場) (岡山烽火台場) (烽火場から古戦場を眺める)
(田園地帯を東進) (要所に立つ道標) (伊富岐神社)
(田園地帯を北上) (竹中半兵衛陣屋趾)
(半兵衛菩提寺の禅憧寺)
(藤大木のある藤の森休憩所) (久しぶりの山道を行く) (平尾池畔を行く)
(再び東海道線をくぐる) (美濃国分寺跡へ向かう) (参詣人の多い美濃国分寺)
東海道線と最後の交差をして大谷川に沿って北上すると伝教大師ゆかりの円興寺だ。時間も遅くなったので境内に入らず、円興寺林道を直進、青墓の野外活動センターを過ぎ、円興寺トンネル手前からわき道の丸太階段を上ると10分位で円興寺越えの峠だ。峠から少し下り、車道に合流して北へ下ると、道の駅?新設工事中の池田温泉だ。涼雲寺を過ぎて車道を少し北上し、霞間ヶ谷(かまがたに)手前から東へ下る。この辺りから北に白い小津三山が頭をのぞかせていた。後は濃尾平野の西端の田園地帯をひたすら歩くと人の姿を見ない無人駅の養老鉄道池野駅だ。大垣経由3時間かかって帰阪した。
晴だが風が強く一日中伊吹山は姿を見せなかった。史跡に満ちた関ヶ原は道標などもよく整備され、他人に無関心な都会から来ると人情も厚くほっと一息つける街だ。全コースにわたって標示もあって迷うことはなく、素敵な山里を歩くことができる道だ。
(大谷川に沿って北上)
(円興寺付近) (青墓の野外活動センター)
(円興寺トンネル横を登る)
(丸太階段を上る) (円興寺越(峠))