(小津集落)
(小津権現を背に山間を上る) (下辻谷休憩所)
(下辻谷に沿って上る) (だんだん荒れてきた遊歩道) (倒木を乗り越えて進む)
(崩壊した谷筋に入り込む)
(斜面を四つん這いで上る) (やっと下辻峠)
地蔵の建つ峠からの下りは荒れた所はなく快適な木漏れ日の道が続き、砂防ダムの横を抜けると林道が始まる。そこにも下辻峠通行止めの表示が多数でていた。田園地帯をのんびり下り、上神原(かみかんばら)の三叉路を左へ行くと横蔵寺はすぐだ。横蔵寺の赤い橋を右に分け、妙心法師のミイラが有名な舎利堂を左に見て石段を上る。いこいの森の杉林の急坂をジグザグに上ると仁王門跡の休憩所だ。これ以降はなだらかな地形を進み、熊谷直実の墓、旧横蔵寺跡などを過ぎ、古木の杉のあるしゃくなげ平が峠だ。少し下って林道と交差して尾根を登るとベンチもあるP606のピークだ。アップダウンを繰り返しつつ、左に木の間から西台山(せいだいさん)を眺めつつ尾根道を進むと鉄塔のすぐ先が妙法ヶ岳だ。木々に囲まれた視界のない一通過点だ。
(なだらかな遊歩道を下る) (砂防ダム堰堤横を下る)
(田園地帯を進む)
(横蔵寺へ川沿いに進む) (横蔵寺の赤い橋) (舎利堂へ向かって上る)
(いこいの森遊歩道を上る) (仁王門跡休憩所) (旧横蔵寺跡)
(しゃくなげ平の人面杉)
(尾根道を行く) (尾根道を行く)
(尾根道から西台山の山並み)
(妙法ヶ岳三角点) (植林帯を下る)
山頂から杉植林帯の急坂を下り、不動堂を過ぎ、三十三ヶ所を模した石仏の並ぶ道を、時々流れ落ちる小滝のそばを通りながら下る。案内板の立つ小広場で華厳寺への道を右に分け、急に藪っぽくなった道を沢に沿ってしばらく上ると淀坂峠だ。峠から少し下ると林道が始まり、杉林の中をたんたんと下ると岐礼(きれ)で県道と合流する。初めは根尾川の雄大な景色を眺めつつ南下し、神海橋で根尾川を渡って北へ少し戻って樽見鉄道の神海駅に計画通りにたどり着いた。3セクのローカル線にしては立派な軌道の樽見鉄道だ。ちょっと待ってやってきたディーゼルカーで大垣経由往路通りに帰阪した。
新緑の山里から芽吹き始めた稜線をたどる美しい道だが、残念ながら渓谷美の小津渓谷の遊歩道や下辻谷が荒れているので要注意だ。急ぎ気味の行脚だったが2回に分ければ、横蔵寺や華厳寺など名刹をゆっくり訪ねることができる。
(不動堂)
(ミニ三十三ヶ所の道) (幾つかある小滝)
(華厳寺分岐)
(淀坂峠) (杉植林帯の林道歩きが続く)