(立派な竜峰寺) (下雛倉付近の風情ある旧街道) (則松)
(則松付近から池田山)
(トンネル横の左の道をたどる) (村山から才峠(右奥))
(堤防の三角点(標高15.9m)) (観音橋を渡る) (才峠)
このコース唯一の薮っぽい山道を下り、本郷の家並みを過ぎると正面の左に次回に通る百々ヶ峰(どどがみね)、右にこれから向かう金華山(きんかざん)が見えてくる、椿洞(つばきぼら)の集落だ。眉山(びざん)の山裾を抜けるとR256出合の岩崎山手だ。ここから金華山に向かって市街地を延々と一直線に南下する。鵜飼で有名な長良橋(ながらばし)からの金華山、岐阜城の眺めが絶景だ。日没が迫っているので急いで馬の背道から登るが、長距離を歩いた後なので急勾配の岩道を休み休みフーフー云いながら登ったが、残念ながら天守閣は閉館だ。山頂の樹木越しに眺める夕映えの天守閣が素敵だ。下山はめい想の小径を通ったが、馬の背道と違って、途中の展望ポイントからの長良川の眺めが素晴らしく、越美(えつみ)国境の山々は雪雲に閉ざされていたが、夕日に照らされた西の伊吹山から小津三山、高賀山や、すぐお隣の百々ヶ峰が紅に輝き、眼下に薄暗くなり始めた長良川と岐阜市街が広がっていた。何とか暗くなるまでに下山でき、岐阜公園からすぐ来たバスでJR岐阜駅へ向かった。米原から新快速が利用でき、岐阜から高槻まで2時間余で意外に便利だ。
神海から岐阜まで殆んどが田園地帯を通る舗装路のルートで起伏も少ない変化の乏しいルートだ。ルートから少し外れるが金華山は絶景に恵まれ、歴史的遺産も豊富なので、機会を作ってゆっくり訪れたい所だ。久しぶりに長距離の電車利用だったが往復で文庫本を読み終えるのに丁度よい時間だ。お蔭で読みたかった「武士の家計簿」を完読した。
(椿洞から百々ヶ峰(左)金華山(右)) (椿洞の路傍のベンチ) (金華山へ向かって南下)
(長良橋から金華山) (岐阜城天守閣) (馬の背道を登る)
(トレール説明図) (夕日に映える天守閣) (めい想の小径から市街)
(めい想の小径から、伊吹山、小津三山や高賀山など西〜北〜東北を望む)
(金華山頂上) (山頂から東方を望む) (めい想の小径を下る)