森吉山(1454.2m)


★ひとこと   「ゴンドラお手軽登山でブナ原生林とお花畑の森吉山へ」

ゴンドラ山頂駅付近から山肌の紅葉

★行った日   2010年10月15日(金)  雨後曇   単独
 
★コース

(第5日)
田沢湖高原温泉9:29(県道127、県道38、R105)=荒瀬(地方道)=11:50ゴンゴラ山麓駅12:05(ゴンドラ)=山頂駅12:22→森吉神社分岐12:44→避難小屋12:59→稚児平13:15→13:22(1454.2m)森吉山13:31→稚児平13:37→避難小屋13:52→森吉神社分岐14:02→ゴンドラ山頂駅14:17(ゴンドラ)=14:36ゴンドラ山麓駅14:42(地方道、R105)=大曲IC(秋田道)=北上西IC(県道37)=水神温泉17:55

 きょうは朝から雨模様。予定では乳頭山だが昨日行ったので、ブナ原生林とお花畑で有名な森吉山登山口まで行くことにした。ゆっくり田沢湖高原温泉を出発、田沢湖北岸を経て秋田内陸縦貫鉄道に沿ってR105を北上、比立内(ひたちない)から戸鳥内(ととりない)の栩ノ木(とものき)沢の登山口まで行ってみたが雨がやまず退却。次に、R105を更に北上、荒瀬から地方道に入り阿仁町営ゴンドラ山麓駅へ。雨もあがり山頂駅のガスもとれつつあるとのことだったので、2時間程度の山頂往復を期待して紅葉時に運転しているゴンドラで登ることにした。
 遠くはガスって見えないが、始めは足下に緑の牧場が広がっているが、次にオオシラビソの樹林が山肌を覆い、次第にブナやミズナラの針広混交林となり、高度を上げるにつれて色付いてくる。山頂駅近くなると殆んどが黄葉したブナ原生林となる。ゴンドラから足を使わずに植生の変化を眺めるのも大変興味深いものだ。山頂駅から山道を少し登ると小木と笹原の間に木道が現れ、歩き易い道が続く。避難小屋を過ぎ、シーズンには草花で彩られる稚児平を過ぎてガレ場をちょっと登ると森吉山頂上だ。沢山の石仏が並ぶ一等三角点の山だ。山頂の眺望図から想像すると鳥海山や岩木山まで望める展望抜群の山らしいが、きょうは近くの山も雲の中だ。往路通りに下山し、山麓駅から2時間半のお手軽登山だった。あすは焼石岳(やけいしだけ)なので、角館(かくのだて)、大曲(おおまがり)を経て秋田道で和賀町の水神温泉に向かった。
 ブナ原生林を楽しむには登山口からじっくりと登る必要があるが、今回は雨にたたられてピークハントだけになってしまった。機会があれば花の豊富な若葉の時期に山麓から登りたいものだ。

   (低木笹原帯を登る)         (木道を進む)            (笹原を行く)

      (避難小屋)        (花期には花の多い稚児平)    (森吉山一等三角点)

 (好展望らしい山頂の眺望図)     (山頂駅まで戻る)      (ゴンドラから眼下の牧場)

★道で出会った花(花を見かけず)

   コケモモ(稚児平)         ヤマゼリ?(稚児平)       ゴゼンタチバナ(稚児平)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       岩手山・八幡平・秋田駒
・2万5千分の1地形図  森吉山

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