ダイヤモンドトレール-紀泉山脈
4(七越峠~犬鳴山)
和泉葛城山(858m)
★ひとこと 「父鬼から七越峠を経て和泉葛城山経由犬鳴山へ」
紀泉高原スカイラインから五本松を望む
★行った日 2012年1月6日(金) 晴 単独
★コース
JR高槻駅6:38(JR)=7:47和泉府中駅・和泉府中車庫前8:02(南海バス)=春木川バス停8:51→父鬼バス停9:13→9:39林道登り口9:51→枝尾根出合10:39→11:02七越峠11:12→堀越観音分岐11:22→(809m)第11経塚11:36→鍋谷峠11:55→遊歩道入口12:06→(858m)和泉葛城山13:21→13:23展望台13:38→五本松14:16→14:31休憩14:40→林道出合14:49→犬鳴トンネル西口15:11→遊歩道入口15:16→犬鳴不動尊15:22→15:43犬鳴バス停15:44(南海ウイングバス)=16:03JR日根野駅16:07(JR)=高槻駅17:29
ダイトレ・紀泉の4回目だ。前回に下った父鬼(ちちおに)を起点に七越峠(ななごしとうげ)を経て紀泉山脈の稜線をたどって和泉葛城山(いずみかつらぎさん)経由犬鳴山(いぬなきさん)へ下る計画だ。父鬼へ向かう朝のバス便が槇尾山(まきおさん)口までなので、父鬼から1.5キロ西の春木川町へ向かうバス便を利用した。なお、和泉府中車庫前バス停が行き先に応じてJR和泉府中駅から離れた所に散在しているので乗り換えには注意が必要だ。
春木川バス停から父鬼へ立派な2車線道路で徒歩30分弱だ。集落のはずれでR480から左へ別れ、さらにその先で右の林道に入ると大岩谷に沿う一本道だ。きょうは雪道が予想されるので林道登り口手前のゲートの所でスパッツをつけ、万全の準備をして出発だ。のっけから急坂続きだ。おまけにガレ場のような坂道が杉植林帯を上っているだけなので黙々と歩くのみだ。小1時間ほど登ると白く薄化粧した地形図の点線が通る枝尾根上に着く。左上に三国山(みくにやま)の電波ドームが見え、山側が灌木帯のなだらかな道を進むと主稜線を通る林道に出合う、前回通った七越峠だ。薄く積雪した林道をなだらかに下り、堀越(ほりこし)観音など四郷(しごう)串柿の里へ下る車道を左に分け直進すると経塚山分岐だ。山道を右へ少し登ると第11経塚があり、そのまま進むと林道経由父鬼へ下れるようだ。元へ戻って車道をしばらく進むとR480出合の鍋谷峠だ。峠から粉河(こかわ)方向へ少し下って近畿自然歩道の表示に従って遊歩道に入る。途中、左眼下に昨年秋に訪れた串柿の里が広がっていた。途中一箇所、大崩の上を迂回する所があるが、殆んどは視界のない主稜線の南側をトラバースするなだらかな林間の道だ。大石ヶ峰(おいしがみね)の南側をを迂回して稜線に出ると電波中継設備の巡視路出合だ。中継所裏の三角点には立ち寄らず、アンテナ施設が散在する山頂稜線を西進すると人影のない静かな葛城園地だ。小高い丘には葛城神社、そのすぐ下には絶景の円筒型の展望台がある。
(春木川町から父鬼へ向かう)
(父鬼でR480から別れて左へ) (右の林道へ入る)
(大岩谷に沿って進む) (林道登り口から山道に入る) (杉林を登る)
(標高約500米から薄化粧) (緩斜面になると稜線はすぐ) (七越峠)
(車道をなだらかに下る)
(第11経塚に立ち寄る) (R480の鍋谷峠)
(R480から串柿の里を望む) (R480から遊歩道へ)
(樹林帯のトラバース道を行く)
(見晴しのよい所もある)
(車道出合) (和泉葛城山の竜王神社)
展望台からは霞んでいたが、南方に龍門山の彼方に有田や日高の山々、北方に大阪湾岸に広がる泉南の街の彼方に六甲山、などが望めた。ここから五本松まで小1時間の紀泉高原スカイライン歩きだ。積雪のためか、全く車の通らない道を四方の景色を眺めながら歩くのは快適だ。五本松のハイランドパーク粉河から犬鳴山へ下る林道と別れて急な石段の道を下る。2回林道を横切り、最後に出合った林道を進み、五本松で別れた林道と合流して犬鳴川上流の不動谷に沿って道なりに下る。犬鳴トンネルを出て高城山(たかしろやま)からの道を合せて少し下ってから表示通りに近畿自然歩道に入る。犬鳴不動尊で今年の安全を祈願し、犬鳴川沿いの参道を下ると犬鳴山バス停だ。丁度やってきた南海ウイングバスで日根野駅へ、JRで順調に帰阪した。
七越峠から犬鳴山まで、大阪と和歌山を分ける紀泉山脈のたおやかな稜線を歩く道だ。今回は近畿自然歩道を通ったが、大石ヶ峰から鍋谷峠へかけて稜線をたどるルートもあるが少しトリッキーな所もある。和泉葛城山はススキ原が輝く高原の山で、車道が整備され車で簡単に訪れることのできる山だ。
(展望台から北方の眺め)
(展望台から南方の眺め)
(展望台) (紀泉高原スカイラインを行く) (五本松のモニュメント)
(五本松から犬鳴山へ下る) (急な石の階段が続く) (林道出合)
(犬鳴川に沿って下る) (犬鳴トンネルを通る) (高城山分岐)
(不動尊へ遊歩道を下る) (犬鳴不動尊) (渓流沿いに下る)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(1)父鬼~和泉葛城山
(2)和泉葛城山~犬鳴山
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 内畑
Homeへ