狩場山(1520.2m)

 

★ひとこと   「千走新道で残雪の狩場山のあと真駒内道に寄り道」

狩場山雪渓Bから遊楽部岳方面を望む


★行った日   2015年7月8日(水) 晴    単独

★コース
島牧(民宿)(14℃)6:16(R229、林道)=6:51千走新道登山口7:05→8:05休み台8:12→9:05雪渓A(アイゼン履く)9:13→9:55 9合目10:04→南狩場10:11→10:35(1520.2m)狩場山11:27→南狩場11:42→真駒内分岐12:04→13:14郡界尾根13:38→14:40真駒内分岐14:50→休み台15:24→15:56千走新道登山口16:10(林道、R229、R228)=(道の駅)北前舟松前20:26

 北海道シリーズ4座目は道南の最高峰狩場山(かりばやま)だ。千走(ちはせ)新道で狩場山ピストンの計画だ。島牧(しままき)の民宿から千走川沿いの林道を進み、千走旧道登山口のある賀老(がろう)高原を経てしばらく舗装路を走ると千走新道登山口だ。少し手前が駐車場だ。
 千走川にかかる通行止め表示のある峰千走橋袂が登山口だ。ちょっと草深いブナ林を登るがすぐにダケカンバ点在の歩き難い山道になる。道端には合数表示があり山頂が10合目だ。折れ曲がったダケカンバを乗り越えて急坂を頑張ると標高約千米の休み台だ。この辺りから樹林帯を抜け笹原切り開きの道となり、徐々に展望が開け、南方の遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)方面の海上に奥尻島が浮かび、足元にはフギレオオバキスミレの群落が鮮やかだ。6合目を過ぎると前方に雪渓Aが現れ、6本刃の簡易アイゼンを履いて渡る。アイゼンなしではちょっとしんどそうだ。引続いて岩溝の急坂を登るとすぐに雪渓Bだ。ここは急勾配のためアイゼンが必要だ。トレースがないので、雪渓の向こうの道形を良く見て渡ることが必要だ。なお、雪渓上に真駒内ルートとの合流点があるので、雪渓を下るときは雪渓下端の2箇所の道形を判別することが必要だ。急坂を登って稜線に達すると9合目の南狩場手前のピークだ。ヤセ尾根を一旦下って岩稜を登り返すと大岩とダケカンバの南狩場だ。ここからは幅広尾根に残雪が点在し、親沼や小沼などの池もある美しい笹原歩きだ。

 (賀老高原から狩場山を望む)    (千走新道登山口)     (ダケカンバの樹林帯を登る)

 (曲りくねったダケカンバの道)  (樹林帯から展望稜線を行く)  (南狩場へハイマツ帯を行く)

              (五合目付近から南方の遊楽部岳方面を望む)

  (フギレオオバキスミレの道)      (雪渓Aが現れる)      (簡易アイゼンで横断)

(雪渓Bで真駒内道と合流する)(南狩場手前ピークから狩場山) (大岩とダケカンバの南狩場)

 (狩場山へ笹原稜線を行く)     (残雪の上縁をたどる)      (親沼の畔を行く)

 ミヤマキンバイやキバナシャクナゲなどの草花が咲き乱れる草原点在のハイマツ帯を進むと小高い丘が祠もある狩場山三角点だ。山頂から西へ明確な茂津多(もった)コースが続いているが、賀老高原へ下る千走旧道は確認できなかった。山頂からはなだらかな草原が広がり、東方には後方羊蹄山(しりべしやま)も望めた。まだ早かったが昼食を済ませて、下山時に真駒内(まこまない)ルートを探索することにし、雪渓Aから西寄りの尾根下りだ。千走新道より歩く人が少ないらしく、倒木が多く薮っぽい道だ。クマオヤジの遺失物が非常に多く、中にはきょう生産されたと思われるものもあり、鈴の音を一層大きくして歩く。また、千走新道より花が多く、シラネアオイやフギレオオバキスミレの群落が素晴らしい。予定の時刻で真駒内ルートを折り返し、雪渓Bまで再度登り返し、後は往路通りに下山だ。きょうはあすの大千軒岳(だいせんげんだけ)めざして松前まで移動だ。島牧で腹ごしらえして道南の日本海側海岸線を南下だ。途中で日が暮れてしまったが、絶景の海岸線の連続だ、松前のコンビニであすの食料を仕入れて(道の駅)北前舟松前で車中泊だ。ここは車中泊の車が多く、心強い夜を過ごせた。
 日本海に面して積雪が多く、遅くまで雪渓を残し、山頂部の草原にはお花畑が発達している。樹林帯を抜けると見晴しのよい稜線歩きとなり、道々の高山植物が素晴らしい。

    (彩を添えるお花畑)       (狩場山頂上の祠)         (狩場山三角点)

               (狩場山三角点から草原台地を望む)

 (山頂稜線の残雪帯を下る)(南狩場南ピークから狩場山を望む)  (真駒内道を下る)

   (展望稜線を南下)     (足元にはシラネアオイの群落)   (道をふさぐダケカンバ)

    (笹原の道を南下)      (原住民の真新しい落し物)   (午後1時半で引き返し)

  (雪渓Cを渡って雪渓Bへ)      (往路通りに下山)     (千走新道登山口へ到着)

★道で出会った花

   ツクバネソウ(1合目)        マイヅルソウ(1合目)   フギレオオバキスミレ(5合目)


   ハイオトギリ(5合目)      ゴゼンタチバナ(5合目)     ミヤマカラマツ(6合目)


      ?(9合目)        ミヤマアキノキリンソウ(9合目)  ウラジロナナカマド(9合目)


   ショウジョウバカマ(山頂)       ミヤマキンバイ(山頂)   キバナシャクナゲ(山頂)


  アオノツガザクラ(山頂)       ヨツバシオガマ(山頂)       ウコンウツギ(山頂)


   シラネアオイ(真駒内道)    エゾカンゾウ(真駒内道)     エンレイソウ(真駒内道)


   ハクサンチドリ(真駒内道)  ギョウジャニンイク(真駒内道)   ヤマゼリ(真駒内道)


ハクサンシャジン?(真駒内道)   タニウツギ(真駒内道)     ツルアジサイ(真駒内道)


    タカネバラ(真駒内道)      サンカヨウ(真駒内道)     アマドコロ(真駒内道)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       ニセコ・羊蹄山・暑寒別岳
・2万5千分の1地形図  狩場山

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