★ひとこと 「奥多摩の山岳信仰の山御岳山から大岳山へ」
大岳山三角点
★行った日 2016年5月31日(火) 曇後晴 単独
★コース
高槻2:51(京滋BP、新名神、東名阪、伊勢湾岸道、新東名、東名、圏央道)=日の出IC8:30(R411、都道201)=9:04ケーブル滝本駅P9:21=御岳山駅9:31→天狗の腰掛杉10:01→鍋割山分岐10:46→11:14大岳山荘テラス11:27→11:46(1266.5m)大岳山(大休止)12:12→鍋割山分岐12:47→(1084m)鍋割山→13:20(1077m)奥の院13:28→天狗の腰掛杉13:53→14:02展望台14:08→武蔵御嶽神社14:20→14:39御岳山駅14:45=14:52ケーブル滝本駅P14:58(都道201、R411、R139)=道の駅こすげ16:00(こすげの湯)
梅雨入り前に関東周辺の山歩き、初日は奥多摩の大岳山(おおだけさん)だ。高速深夜割引のきく早朝に出発、東名の海老名から初めて通る圏央道に入り、高尾山をトンネルで抜け日の出ICから一般道へ。多摩川に沿って青梅街道を進むと大阪から6時間余で奥多摩の大岳山ケーブル滝本駅に到着、駅横のコインパーキングに駐車だ。
まだ初日なので体力温存のため往復ケーブル利用だ。数人の乗客とともに滝本駅出発、途中から薄い雲の中に入り、御岳山(みたけさん)駅から霧の表参道を歩き始める。表参道沿いに宿坊が軒を連ね、最後に商店街を過ぎると武蔵御嶽(むさしみたけ)神社の鳥居だ。石段を上がって随身門下から山道に入り、ガスった樹林の道で展望台を左に分け、しばらく進むと巨木の天狗の腰掛杉だ。奥の院を右に分け、アップダウンしながらなだらかに山腹のトラバース道を登ると綾広(あやひろ)の滝分岐の休憩所だ。霧が濃くなってきたので滝を省略、勾配の増した登山道を登り、鍋割山を右に分けロープ場もある岩場を過ぎると廃屋寸前の大岳山荘の建つ大岳神社前広場だ。損壊が進んで山荘の展望デッキは立入り禁止、広場から大岳神社横の急坂を登りつめると大岳山二等三角点だ。山頂から都心が望めるそうだが、きょうは真っ白だ。
(御岳登山ケーブル滝本駅) (御岳山駅から霧の表参道を行く) (御嶽神社手前の商店街)
(武蔵御嶽神社) (遊歩道の霧の展望台)
(天狗の腰掛杉)
(ガスった山腹を大岳山へ) (岩場が現れる)
(廃屋寸前の大岳山荘)
(大岳神社横を登る)
(霧に閉ざされた大岳山三角点) (大岳神社を下る)
山頂から大岳神社へ下り、霧が晴れて日のさし始めた新緑の道を往路通りに戻ると鍋割山分岐だ。ここから木漏れ日の尾根道をしばらくたどると鍋割山を経て奥の院山頂だ。山頂には小祠、直下にお社が建っている。大木杉の並木もある急な尾根をしばらく下ると樹高60メートルの巨木天狗の腰掛杉で往路に合流だ。少し先のヘリポートもある展望台に寄り道、都心への展望が開けているが、きょうは霞の彼方だ。次に御岳山の武蔵御嶽神社へ、今回の山行の安全に手を合わせて鳥居を抜ける。神代(じんだい)ケヤキの巨木を眺めつつ表参道を下り、ケーブルで下山。あすの三頭山(みとうさん)に備えて青梅街道を西進、日帰り温泉も併設された道の駅こすげで車中泊だ。ここは一昨年に和名倉山(わなくらやま)(白石山)へ登るときに丹波山(たばやま)の日帰り温泉が休業日、代わりに立ち寄った静かな道の駅だ。
大岳山は高尾山とともに都心から交通が至便な都民のトレッキングの聖地だ。山頂に宗教施設があるせいか山林が保護され、見事な大木があり、豊かな樹林が残された山域だ。一見、吉野山のミニチュア版の印象だ。
(緑の道を下る) (晴れてきた鍋割山頂上) (奥の院頂上)
(大木の稜線を下る) (天狗の腰掛杉まで下る)
(展望台から東京方面を望む)
(展望台から清々しい尾根を戻る)
(武蔵御嶽神社)
(参道の石段を下る)
(神代ケヤキの巨木)
(遊歩道を戻る) (ケーブル御岳山駅)
★道で出会った花
ヤマツツジ(表参道) マルバウツギ(表参道) ガクウツギ(表参道)
トウゴクサバノオ?(表参道) ジンジソウ(表参道) ジシバリ(表参道)
ツルニチニチソウ(表参道) ツルニチニチソウ(表参道) フタリシズカ(大岳山)
ニガナ(展望台) レンゲツツジ(大岳神社) シャガ(表参道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 奥多摩
・2万5千分の1地形図 武蔵御岳
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