二王子岳(1420.1m)

 

★ひとこと   「二王子神社から一王子神社を経て飯豊連峰展望台へ」

飯豊山を背景に二王子岳山頂


★行った日   2016年9月26日(月) 曇一時しぐれ    単独

★コース
(道の駅)加治川(22℃)5:43(R7、R290、県道60、林道)=6:18二王子神社P6:38→神子石7:28→7:52避難小屋(3合目)8:01→8:47独標(5合目)8:53→9:44油こぼし9:51→7合目(小雨降り出す)9:54→三王子神社10:24→10:48(1420.1m)二王子岳(小雨降り止む)11:02→三王子神社11:17→油こぼし11:38→12:12独標12:21→一王子神社(3合目)12:46→神子石13:04→13:37二王子神社P13:52(林道、県道60、R290、R113)=(道の駅)白い森おぐに 15:12=温泉健康館×(県道261)=白い森りふれ16:20

 二王子(にのうじ)岳は農耕に関わる信仰の山であり、山頂は新潟平野と飯豊連峰の展望台だ。新発田市街から二王子神社の道標に従って分岐を繰り返して(道の駅)加治川から田園地帯を30分も走ると二王子神社だ。境内にはトイレや炊事場つきのキャンプ場もあり、立派な社殿に手を合わせて出発だ。
 登山口から杉林に入り、太い杉の立ち並ぶ美しい道を渓流に沿ってしばらく進み、急登が始まると1合目だ。神子石と称する大石の傍を通り抜け、水場もあるブナ林の急坂を登ると3合目の標識をつけた大杉のある小広場だ。すぐ横には清潔な内部の避難小屋が建っている。わき道の一王子(いちおうじ)神社には下山時に立ち寄ることにして出発だ。

  (二王子神社前が登山口)     (登山口から杉林へ)       (渓流沿いに進む)

  (美しい杉林をたどる)     (庭園のような渓流を渡る)     (杉林の中の1合目)

   (神子石の先の水場)       (ブナ林を登る)          (3合目の杉大木)

    (3合目の避難小屋)      (清潔な避難小屋内部)     (トラバース道を行く)

 尾根を回り込むようにトラバース道を進み、P789からブナ尾根の道を登り続けると5合目の独標だ。小広場の傍らに積雪計柱があり定高山(じょうこうざん)とも称しているが単なる一通過点だ。すぐ上の稜線から振り返ると北の稜線の中腹に二王子スキー場が望める。高木が少なくなり色づき始めた潅木帯を進み、6合目を過ぎてしばらく山間の道をアップダウンしながらたどると油こぼしの岩場だ。岩場といってもステップ付の砂岩からなりトラロープなしでも登ることができ、その上が7合目だ。この辺りから展望がよくなるが小雨模様となり、暑いのでカッパは敬遠して傘を片手に登る。山並みの彼方に霞む越後平野を振り返りながら登ると花季が終わって草原になったお花畑だ。傍らの水場で喉を潤し、少し行くと道の奥まった所に祀られているのが三王子(さんのうじ)神社の石祠だ。池塘もある低潅木の丘陵地帯を東進、雨量観測施設と台座だけが残る二王子神社奥ノ院を過ぎて北へ方向を変える。二本木山分岐を経てなだらかに進むと前方にカマボコ形の避難小屋と二王子岳山頂の青春の鐘の柱が見えてくる。

   (4合目のブナ林を行く)   (積雪計のある5合目独標)       (ブナ林が続く)

(6合目付近の低潅木帯を行く)    (P1202付近を行く)   (7合目手前の油こぼしの岩場)

    (お花畑の残り花)       (草原になったお花畑)       (お花畑の水場)

   (滑り易い急坂を登る)        (三王子神社)          (池の畔を行く)

  (二王子神社奥ノ院跡)       (雨量観測施設)     (カマボコ避難小屋の建つ山頂)

 避難小屋の内部は整理整頓され清潔、小屋泊まりで飯豊連峰から昇る日の出を眺めたいものだ。幸いにも雨は降り止み、ぼーっと霞んでいるが飯豊連峰を傍らの山名板と対照して確認でき、北方には色づき始めた山肌の彼方に日本海が広がっている。山頂から東北の黒石山へ伸びる稜線には一筋の線が確認できるが、広場から下り口と思しき道筋は薮に覆われ、胎内ルートは薮との格闘を要するようだ。山頂をしばらく独占後、往路通りに下山開始だ。三合目では一王子神社の石祠に立ち寄るが、周辺に残る杉の巨木が見事だ。神子石の2合目では登ってくる大きなザックの4人連れと歓談、山頂の小屋泊りだそうだ。続いて登ってこられた熟年単独行も巨大ザック、二王子岳は小屋泊まりが多そうだ。さらに下っていると白いものが前方を横切り、目で後を追うと数十メートル先で白いニホンカモシカがこちらを見つめていた。こちらが動くとすぐに去って行ったが、初めて見る白いニホンカモシカはなんだか神々しい姿だ。二王子神社からあすの祝瓶山(いわいがめやま)(結果的に降雨のため中止)に備えて山形県小国町へ移動だ。小国町の健康温泉館へ向かったが日帰り温泉は月曜休館日だ。仕方なく(道の駅)白い森おぐにに戻って情報を収集、祝瓶山登山口近くの白い森りふれに宿泊して車中泊の疲れ回復だ。
 二王子岳は古刹あり、杉巨木あり、ブナ林あり、お花畑あり、眺望ありだが、特に山頂は穀倉地帯の越後平野と飯豊連峰の展望台だ。昨日の粟ヶ岳と沿面距離、累積標高ともほぼ同じだが、粟ヶ岳のように急坂一辺倒ではなく適所に踊り場があってしんどいが登り易い山だ。白いニホンカモシカにも会えた嬉しい山だ。

 (整頓された避難小屋内部)    (山頂の青春の鐘)    (ブッシュの胎内への降り口?)

               (二王子岳山頂から飯豊連峰を望む)

               (紅葉の始まった二王子岳山頂)

 (新潟平野を正面に見て下る) (正面に二王子スキー場を望む) (3合目巨杉の一王子神社)

     (神子石を下る)    (じっと見つめる白いニホンカモシカ)   (登山口へ戻る)

★道で出会った花

   ツリフネソウ(登山口)       ユウガギク?(登山口)    キバナアキギリ(登山口)


   サラシナショウマ(2合目)      ミズヒキ(2合目)       キンミズヒキ(2合目)


   アキノキリンソウ(2合目)     アキチョウジ(3合目)     ダイモンジソウ(6合目)


 シラネセンキュウ?(お花畑)    サワアザミ?(お花畑)     イナカギク?(お花畑)


       ?(お花畑)         イワイチョウ(お花畑)      オトギリソウ(湿地帯)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       飯豊山
・2万5千分の1地形図  二王子岳、上赤谷

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