二岐山(1544.3m)

 

★ひとこと   「御鍋神社からブナの森を経て展望なきガスった山頂へ」

二岐山女岳山頂


★行った日   2016年10月13日(木) 曇 山頂ガス    単独

★コース
(道の駅)羽鳥湖高原(8℃)5:25(県道37、R118、二岐温泉地方道、御鍋林道)=6:06御鍋神社登山口6:21→ブナ平7:13→男岳坂7:37→8:14(1544.3m)二岐山8:20→(1504m)女岳8:40→9:02二岐山9:14→男岳坂9:37→ブナ平9:55→10:31御鍋神社登山口10:43(御鍋林道、二岐温泉地方道、R118、県道29、県道47)=郡山南IC12:00(東北道)=三本木スマートIC14:23(R4)(道の駅)三本木14:37(車中泊)・豆坂温泉「三峰荘」(日帰り温泉)

 会津・東北シリーズ3座目は那須連山の北に位置する2っの丸いピークが特徴の二岐山(ふたまたやま)だ。御鍋神社登山口から2段構えの急登で二岐山(男岳)と女岳をピストンの計画だ。(道の駅)羽鳥湖高原から約30分弱の快適ドライブで山間の二岐温泉を経て地道の御鍋林道に入る。二俣川にそって普通セダンではしんどそうな荒れた地道をしばらく進むと御鍋神社入口があり、その先が登山口だ。見ていないが神社のご神体は大鍋だそうだ。
 登山口から急な樹林帯の苔むした石の多い急坂を登る。倒木の多い急坂を八丁坂、あすなろ坂の標識を目にしつつ赤布を頼りに登るとブナ林の台地だ。この辺りまで来ると文字通り五里霧中、霞んだ中にブナの大木が林立している。湿地帯もある笹原を過ぎるとダケカンバの点在する大石ごろごろの歩きにくい急坂だ。木の根の絡まった急坂もある男岳坂を登りきると二岐山(男岳)頂上だ。大石点在の山頂広場から福島県内の殆んどの山々が見えるそうだが、きょうは生憎真っ白だ。山頂から稜線を北へ下り、笹原林床の広葉樹の樹林帯の笹平を経て登り返すと一通過点の女岳だ。直進すると岩山分岐の女岳登山口を経て周回できるがここから引き返しだ。ガスがとれる様子もないのですぐに往路通りに下山したが、この天候にもかかわらず途中で3組のパーティーと出会った。これも三百名山のお陰か。午前中に下山できたので余裕をもってあすの船形山に備えて宮城県へ移動、豆坂温泉で汗を流し、(道の駅)三本木で車中泊だ。
 天栄村のシンボルとも言われる双耳峰の山容を目にしたが撮るのをミスってしまい、ガスに覆われた二岐山は単なるピークハントの山歩きになってしまった。ブナ平の樹林もよいが最大の呼びものである山頂からの展望が得られなかったのが残念だ。

    (御鍋神社登山口)         (登山マップ)         (樹林帯の急坂を登る)

 (針葉樹林の八丁坂表示)   (2番目の表示はあすなろ坂)      (桂?の木もある)

  (ガスったブナ林の平地)     (3番目の表示はブナ平)    (最後の表示は男岳坂)

     (急坂を登る)           (二岐山頂上)         (鞍部の樹林帯を行く)

       (笹平)           (一通過点の女岳頂上)    (山頂の一本だけ紅葉)

   (男岳坂付近を下る)          (ブナ平を行く)       (登山口に帰着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  甲子山(かしさん)

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