泉ヶ岳(1171.9m)

 

★ひとこと   「表コースで胎内くぐりの急な岩場を経てブナ林を山頂へ」

泉ヶ岳山頂


★行った日   2016年10月15日(土) 曇時々晴    単独

★コース
(道の駅)おおさと(10℃)6:00(県道9、R457、県道223)=6:44表コース登山口7:00→胎内くぐり7:36→7:58ドーダン林8:04→8:50(1171.9m)泉ヶ岳9:11→9:38ドーダン林9:44→胎内くぐり9:56→10:21表コース登山口10:33(県道223、R457、R48、R13)=12:18(道の駅)むらやま(昼食)13:00(R13、県道73)=神室山有屋登山口14:13(県道73)=グリーンバレー神室ホットハウスカムロ(日帰り温泉)15:02(県道73、R13)=(道の駅)おがち15:42(車中泊)

 会津・東北シリーズ5座目の泉ヶ岳は昨日登った船形山から東南に延びた尾根続きの末端の山だ。きょうは神室山(かむろさん)登山口への移動があるため、最短の時間で登れる表登山口からのピストンだ。(道の駅)おおさとから泉ヶ岳スキー場へ、短時間で登れるリフトは朝9時からだ。そこで表コースから登ることにして登山口に向かった。
 登山口から沢沿いに樹林帯を進み、水のない薬師水で涸れ沢を渡る。大岩がごろごろ露出した急な尾根を頑張ると胎内くぐりの大岩だ。くぐると泥だらけになりそうなので横を素通り、岩に木の根がへばりついた急坂を登るとドーダン林の平地だ。シーズンに赤い実を沢山つけそうな多くのドーダンツツジが茂っている。

  (県道から泉ヶ岳を望む)     (かもしかコース登山口)     (泉ヶ岳コース案内図)

    (表コース登山口)         (沢沿いに進む)         (涸れている薬師水)

   (大岩の急坂を登る)        (胎内くぐりの岩場)       (急坂を登り続ける)

 視界のない細いブナ林の急坂を黙々と登ると4本の登山道の交わる泉ヶ岳山頂広場だ。晴れの土曜とあって山頂は沢山の人で賑わっている。山頂は見晴しがないので北泉ヶ岳方向へ少し北上すると、船形山方面の展望が開け、紅葉の始まった山並みが望めるが昨日の船形山に比べると少し小ぶりの景色だ。すぐに山頂を辞し、往路通りに下山だ。これからあすの神室山に備えて関山街道で村山市経由北上だ。金山町(かねやままち)から神室ダムの登山口を確認後、近くの総合リゾートのグリーンバレー神室ホットハウスカムロで疲れを流し、新主寝坂(しんしゅねざか)トンネルができて便利になった羽州街道で秋田県に入り、(道の駅)おがちで車中泊だ。
 泉ヶ岳はアクセス不便な船形山山塊にあって交通便利な山だ。4本の夫々特徴のある登山道があり、表コースが急峻ながら最短で登れる道だ。仙台市郊外の泉ヶ岳は神戸の六甲山のような山だ。

   (ドーダン林の平地)       (ブナ二次林を登る)        (薬師如来の祠)

      (泉ヶ岳山頂)      (展望を求めて縦走コースを移動)(展望地から船形山を望む)

             (泉ヶ岳展望地から南西の奥羽山脈方向を望む)

    (ドーダン林を下る)       (岩場付近を下る)         (登山口へ帰着)

★道で出会った花

    ユウガギク(登山口)    アキノキロンソウ(ドーダン林)    オヤマボクチ(山頂)


      ヤマハハコ(林道)       トリカブト(林道)        カニコウモリ(林道)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       蔵王・面白山・船形山
・2万5千分の1地形図  定義(じょうげ)

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