金山(540m)

 

★ひとこと   「追入から鬼の架け橋を経て山頂の金山城跡経由大乗寺へ」

鬼の架け橋


★行った日   2016年11月30日(水) 薄曇    単独

★コース
高槻5:50(府道46、府道407、R372、県道77、R176)=7:39追入神社P 7:49→稜線出合8:15→8:42(540m)金山(金山城跡)8:55→稜線出合9:06→大乗寺9:24→9:43追入神社P9:51(R176、R175、県道282、林道)=大杉ダムP10:40

 兵庫県篠山市の西に北から金山(きんざん)、白髪岳(しらがだけ)、虚空蔵山が順に縦に並び、山頂に城跡と大きな自然石の架け橋がある山が金山だ。追入(おいれ)神社から山頂を経て大乗寺へ下る計画だ。篠山からR176を北上、鐘ヶ坂(かねがさか)トンネルの南で追入集落の旧道に入り、追入神社手前の二基の石灯籠が金山登山口、隣接している広場が駐車場だ。
 登り始めは急な九十九折の道だがすぐに歩き易いなだらかな雑木林の道になり、鳥居をくぐってネットの扉を開閉して進む。約30分ほどで稜線に達して大乗寺からくる尾根道と合流だ。すぐ先で大山(おおやま)地区が俯瞰できる切り開きを通って北上すると金山城馬場跡の広場があり、隣接して園林寺跡の石垣と石柱が残っている。山頂手前の三叉路を左へ進むと岩の間に大岩が挟まった鬼の架け橋だ。近くの岩頭から鐘ヶ坂トンネルの向こうに譲葉(ゆずりは)山が眼前に望める。かつてヒカゲツツジを求めて向山(むかいやま)から譲葉山を経て金山へ縦走してきた山域だ。少し斜面を登ると見晴しのよい金山城跡の平地だ。標高が低いので遠くは望めないが篠山周辺の山々が間近に望める。下山は、稜線を南へ下り、往路の稜線出合から植林帯の尾根道をどこまでも下ると大乗寺の登山口だ。大乗寺へ寄り道し、車道を30分も下ると追入神社の駐車地だ。次の親不知(おやしらず)に向かうべくR176を福知山方面へ北上、大杉ダムキャンプ場へ向かう。
 紅葉は終わったが落ち葉絨毯を踏みしめて歩く自然林の里山だ。鬼の架け橋も造化の妙を感じさせるが、サクラやカエデが日陰をつくる展望豊かな金山城跡は爽快だ。

  (追入神社から登り始める)     (金山登山口)         (九十九折の道を登る)

  (歩き易い尾根道を行く)  (鳥居をくぐりネットを開閉して進む) (大乗寺分岐の稜線出合)

   (金山場馬場跡の広場)       (園林寺跡)          (山頂手前の三差路)

  (鬼の架け橋のある大岩)   (山頂から譲葉山と黒井城を望む)   (山頂の金山城)

              (金山頂上から北方の妙高山方面を望む)

   (植林帯尾根を下る)          (大乗寺)          (大乗寺山門を通る)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  宮田、柏原(かいばら)

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