伊吹山(1377.3m) ★ひとこと 「盛夏の花を求めて表登山道で耐暑登山」 ★行った日 2017年8月2日(水) 晴一時曇 山頂は曇 単独
★コース
高槻4:44(名神)=米原IC(R21、県道19)=6:29三乃宮神社前駐車場(表登山口)6:40→(420m)1合目7:07→7:26(580m)2合目7:33→8:10(720m)3合目8:17→8:40(880m)5合目8:45→9:08小休止9:12→9:51(1220m)8合目9:58→10:31(1377.3m)伊吹山10:47→11:30山頂駐車場11:42→12:07西ピーク(昼食)12:21→8合目12:39→13:055合目13:14→3合目13:27→13:452合目13:54→1合目14:04→14:25三乃宮神社前駐車場(表登山口)14:31(県道248、R21、湖周道路、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻18:15 台風5号が南海上に停滞して湿った気流を送り込んでいるので太平洋岸は雨模様、本州山岳地帯も天候不順だ。そこで晴マークの伊吹山へ盛夏の花に会いに表登山道で耐暑登山だ。いつものおばちゃんの笑顔に迎えられて三乃宮神社前の駐車場だ。登山口にて入山協力金(300円)を納め、一時、獣害のため壊滅状態だったが3合目や山頂に保護柵が完成して草花が8割方回復したとの係りの人の話を聞いて勇躍出発だ。 登山口から1合目草原までは薄暗い植林帯の蒸し暑い急坂だ。ここから陽光を浴びつつ傍らのパラグライダー基地を眺めながら草原を登りつめると木陰の2合目ベンチだ。ここから2人連れ山ガと相前後しつつお互いに牽制しあいながら一定の距離をおいて登る。しばらく木陰の道だがすぐに炎天下となり、汗びっしょりになって草原を登るとかつてのゴンドラ終点の3合目だ。保護柵内ではユウスゲが涼しげに半開きの蕾を並べ、クルマユリやメタカラコウが山頂を背景に光り輝いている。柵外の登山道周辺にはまったく花はなく、だらだら坂を進み、4合目のリフト降り場残骸のコンクリブロックを過ぎて再び樹林帯を登ると5合目だ。休憩所には自販機(コーラ缶200円)があり軽トラがここまで登れるようだ。ここから目の前に立ちふさがる急坂をジグザグに登る。弥高(やたか)尾根から登った時の合流点の避難小屋を過ぎて、ガスが時折晴れると見渡せる田園風景を振り返りながら頑張り、弥高尾根から下った時のUターン部を過ぎると8合目休憩ベンチだ。前回訪れた際には休憩ベンチの間に祠があったが今回は瓦礫しかなく、たった3年前だが変わりようが激しい。8合目を過ぎると急な岩角の道となるが草花も多くなる。やがて勾配が緩くなり、保護柵のゲートを通ると草花が一気に増え、山頂の土産物店が目の前だ。2合目から相前後して登ってきた山ガとお互いの健闘を称えあった後、1等三角点から東登山道、山頂駐車場を経て草花満開の西登山道を登る。西ピークで昼食後、多くの観光客が散策中の山頂を後にして往路通りに下山した。帰りは薬草風呂も省略して懐かしい湖岸道路から琵琶湖大橋経由湖西道路で帰阪した。 さすがに花の山伊吹山だ。3合目および山頂の保護ネットが完成し、保護団体のお陰でかつての花園に近い夏の草花を楽しむことができた。夏場のこの山は日差しをさえぎるものがないので特にしんどく、水場がないので4リットルのお茶を担ぎ上げたが3リットル消費した。 (表登山道登り口) (1合目付近を登る) (やっと3合目草原へ) (かつて祠のあった8合目)
(保護柵の完成した山頂へ) (伊吹山一等三角点)
(東登山道を周回) (花の多い西登山道を登る) (西登山道のクルマユリ) (西登山道のカワラナデシコ) (下山開始) (やっと登山口到着) ★道で出会った花 ?(3合目) ユウスゲ(3合目) メタカラコウ(3合目) イブキジャコウソウ(山頂) ウマノアシガタ(山頂) ヒメジョオン(山頂) イヌトウバナ(山頂) コウゾリナ(山頂) キバナノレンリソウ(山頂) トモエソウ(山頂) イブキボウフウ(山頂) キバナカワラマツバ(山頂) オオバギボウシ(山頂) イブキアザミ(山頂) キオン(山頂) ヒヨクソウ(山頂) ヤマガラシ(8合目) ミヤマコアザミ(1合目)
★ルート断面図
(参考地図)
・山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 ・2万5千分の1地形図 関ヶ原
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