★ひとこと 「秋晴れの展望を期待して半国山から音羽渓谷へ」
半国山頂上
★行った日 2019年9月25日(水) 晴一時曇 単独
★コース
高槻7:13(府道46、府道407、R372)=8:11宮川登山口8:21→8:55金輪寺9:02→旧登山道出合9:21→展望所10:25→井出分岐10:46→11:02(774.2m)半国山11:24→るり渓分岐11:39→音羽の滝12:16→林道始点12:42→赤熊12:54→13:17宮川登山口13:25(R372、府道407、府道46)=高槻14:20
やっと秋雨前線が南下、きょうは秋らしい涼しい山日和に恵まれ、近場亀岡の展望の山、半国山だ。自宅から車でほぼ1時間の宮川登山口を起点に金輪寺から山頂を経て音羽渓谷へ周回の計画だ。
宮川登山口前に路駐、宮川神社横の登山口から金輪寺参道の石段を上り始める。昨年9月の21号台風の倒木などが綺麗に整備され、おまけにイロハモミジやヤマナシなど亀岡の名木の立派な掲示板も新設だ。道端に落ちているギンナンにまじって始めて見る3センチほどのヤマナシの実を見ながら進む。帰宅後調べると、ヤマナシは梨の原種らしく舐めると渋いそうだ。参詣者駐車場から石段を上がると2010年に改修された檜皮葺き大屋根の美しい金輪寺本堂だ。最近まで車道を少し下ったUターン箇所が登山道入口だったが、本堂右横から入る尾根通しの登山道が新たに整備され、道標も完備して歩き易くなっている。本堂背後のピークを過ぎて鞍部で旧登山道に合流、雑木林の爽やかな尾根道を木漏れ日を浴びて1時間ほど登り続けると丸太ベンチも新設された展望所だ。亀岡方面の山間に映える田園風景が美しい。樹林帯の水平道をしばらく進むと高圧線の切り開きの平地、井出分岐だ。少し先で直進のるり渓分岐を右折して広葉樹の森を登り、樹林帯を抜けると展望抜群の半国山頂上だ。低標高にも拘らず、文字通り攝津・播磨・丹波の半分が望める広大な展望だ。
(宮川神社横の登山口)
(綺麗に片付けられた参道) (金輪寺石段を上り本堂へ)
(新しく整備された登山道を行く) (旧登山道合流) (雑木林の登山道を行く)
(新たに整備された展望所) (井出分岐の高圧線切り開き) (半国山頂上)
(半国山頂上からの展望、東北〜東南〜西南)
山頂から尾根を北へ下り、鞍部でるり渓を左に分けて美しい杉林を東へ下る。やがて涸れた沢筋のような荒れた道となり、音羽の小滝を過ぎると川底のような道だ。音羽の滝から一層荒れ果てたえぐれた道となり、渓谷の左岸沿いに付けられたピンクテープに従って下る。道の酷さに音羽渓谷を楽しむ余裕もなく林道始点だ。ここから樹林帯の静かな林道を下り、ネット扉を経て赤熊の県道出合だ。かつて街角に半国山ハイキングコースと表示されていたが、撤去されている。県道を秋の草花を眺めながらしばらく南下すると宮川登山口だ。
秋晴れの半国山頂上では武奈ヶ岳から大阪湾まで絶好の展望を楽しむことができた。金輪寺の尾根通しに新たに尾根コースが整備されたので宮川コースが便利になった。以前から音羽渓谷沿いの登山道は荒れていたが、今回は涸れた沢登りの様相だ。
(るり渓分岐を赤熊へ) (美しい杉林を下る) (荒れた登山道を下る)
(音羽の小滝) (川底のような道を下る) (音羽の滝)
(赤熊)
(沿道のコスモス)
(宮川登山口へ帰着)
★道で出会った花
ツユクサ (宮川) ヤブマメ(宮川)
ギボウシ
(宮川)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図 埴生(はぶ)
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