★ひとこと 「清滝からツツジ尾根で愛宕山を経て紅葉の神護寺へ」
紅葉真っ盛りの神護寺
★行った日 2020年11月14日(土) 快晴 単独
★コース
高槻6:10(R171、桂川街道、府道29、府道50、府道137)=7:20清滝P
7:30→落合8:06→JR保津峡駅8:34→ツツジ尾根登り口8:50→9:50長坂峠10:00→10:40休憩10:48→表参道出合10:57→11:04水尾別れ11:09→総門11:36→愛宕神社石段下11:46→ジープ道別れ11:56→首無地蔵12:25→12:29広場(昼食)12:53→八丁山分岐13:00→13:29山道入口13:36→神護寺地蔵堂14:06→高雄橋14:24→14:46東海自然歩道休憩ベンチ14:52→15:17清滝P
15:23(府道137、府道50、府道29、桂川街道、R171)=高槻17:05
あちこちの紅葉情報が報じられる晩秋の季節となり、終日快晴のご宣託により愛宕山界隈の紅葉狩りだ。清滝を起点に保津峡から愛宕山を経て神護寺へ下る計画だ。まだ少し早い紅葉を眺めながら観光客のまばらな渡月橋を渡り、釈迦堂の大きな仁王門をかすめて化野念仏寺の前を通って交互通行のトンネルを通り抜け、バス停前を下ると半分くらい埋まった清滝Pだ。
快晴の土曜日とあって人出は早く、三々五々歩き出す登山者に交じって、東海自然歩道の清滝川沿いの道を出発だ。もみじ越しに渡猿橋を眺めつつ下をくぐり、次の橋で右岸に渡って渓谷沿いに落合へ進み、コメカイ道に入ろうとしたが、ここで大事な忘れ物に気づく。お茶を自宅に置いてきたのだ。仕方なく、JR保津峡駅の自販機を利用して水尾回りで愛宕山へ登ることにする。府道へ上がり、真っ赤な落合橋を渡って対岸にトロッコ保津峡駅を眺めながら車道を進み、JR保津峡駅で飲料水を補給、水尾へ向かうが、ここでまた心変わりだ。車道歩きは疲れるのでツツジ尾根を登ることにして少し逆戻り、登山口から急坂に取り付く。標高差100の尾根端の急坂を登ると、なだらかな雑木林の尾根道でゆっくり高度を上げていく。登山口から標高差300を1時間で登りきるとコメカイ道出合の長坂峠だ。一昨年の21号台風で倒木の巣となったコメカイ道の苦闘はよき思い出だ。長坂峠から標高差200の急登が続くのが我が身にとって難物だ。心肺機能が衰えると数歩登るだけで息切れして足が上がらない。休み休み何とか乗り越え、緩くなった勾配の道に気をよくして進むと、登山者が列をなして登ってくる表参道出合だ。沢山の人が休憩している水尾別れを過ぎ、Ca780の紅葉の美しい平地を散策したりして、総門をくぐった先が大賑わいの石灯篭の並ぶ参道だ。小学校低学年の数十人の児童達がシートの上で歓声を上げていたのが印象的だ。きょうは先が長いので愛宕神社を省略、石段下で手をあわすだけでジープ道へ向かう。
(清滝渡猿橋) (落合へ清滝川を下る)
(落合で右岸から左岸へ)
(落合橋を渡る) (トロッコ保津峡駅)
(県道からJR保津峡駅を望む)
(JR保津峡駅で飲料購入)
(ツツジ尾根の急坂を登る) (平坦な雑木林尾根を行く)
(杉林の長坂峠) (急坂の道が続く)
(人の多い表参道合流)
(水尾別れ) (表参道から亀岡市を望む)
(総門)
(石灯篭の並ぶ参道)
(愛宕神社石段下からジープ道へ)
(ジープ道別れ)
沿道の木々が葉を落としているので展望はよく、武奈ヶ岳から大文字山まで、紺碧の空に奇麗に峰々が並んでいる。赤い前垂れの地蔵の道標でジープ道と別れて首無地蔵へ向かう。所々で紅葉している美しい尾根道をなだらかに下ると首無地蔵だ。すぐ先で愛宕裏参道の林道に合流、数台の車だ止まっている広場で、黄葉まだら模様の山肌を見上げながら日の光を浴びて昼食だ。広場に戻ってきた単車の男性と歓談、バードウオッチングにでっかいカメラを持って来られたようだが成果は?だ。ここから長い林道歩きだ。途中で八丁山経由清滝へ下る道を右に分け、どんどん下ると神護寺へ向かう山道入口だ。歩き易いなだらかな山道を30分ほど下り、神護寺境内に入ると地蔵堂だ。大勢の人が訪れている金堂はじめ諸伽藍は紅葉真っ盛り、言うことなしだ。長い石段の参道を下り、赤い高雄橋の手前から清滝川に沿って清滝へ向かう。渓谷沿いの道は山陰に入り、陽光に映える紅葉は見ることができなかったが、渓谷美を楽しみながら進む。右岸に開けた休憩ベンチで恒例のフルーツゼリーで疲れを癒し、散策を楽しむハイカーと挨拶を交わしながら、部分的に斜光に映える紅葉に彩られた清滝に帰り着いた。
山歩きに最も大切な飲料水を忘れるというポカがあったが、終日快晴に恵まれ、紅葉真っ盛りの清滝や神護寺を楽しむことができた。急勾配の上り坂はダウン寸前だったが、ゆっくり時間をかけて登ることにより、比較的長距離を何とか歩くことができた。
(ジープ道から東方を望む)
(爽やかな尾根道を下る)
(首無地蔵)
(山頂を見ながら広場で昼食)
(林道を下る)
(山道入口) (歩き易い道を下る)
(神護寺地蔵堂から境内へ)
(金堂を振り返る) (神護寺境内の紅葉)
(長い石段を下る) (高雄橋) (清滝川沿いに下る)
(橋を渡ってベンチで休憩)
(美しい渓谷を下る)
(夕暮れの清滝)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 京都北山
・2万5千分の1地形図 京都西北部
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