P909(909m)イチゴ谷山(892.1m)経ヶ岳(889m) ★ひとこと 「小川からP909、イチゴ谷山経由経ヶ岳を経て桑原橋へ」 ★行った日 2020年11月18日(水) 快晴 単独
★コース
高槻6:00(名神)=京都東IC(湖西道路、県道311、R477、R367、県道781)=7:42桑原登山口7:58==自転車(6.8km)==8:44小川登山口8:52→10:06P685 10:18→10:54Ca800 11:00→11:32P865 11:39→12:15(909m)P909 12:23→12:46(892.1m)イチゴ谷山12:52→13:43(889m)経ヶ岳13:49→14:20丹波越え(昼食)14:42→15:23桑原登山口15:32(県道781)=15:44小川登山口(自転車回収)15:48(県道781、府道110、府道38、R171)=高槻18:52 このところバカ陽気の晴れ続きだ。紅葉には食傷気味なので、京都北山のまだ歩いたことのないイチゴ谷山以南の尾根歩きだ。朽木小川(こがわ)からP909、イチゴ谷山、経ヶ岳を経て朽木桑原へ下る計画だ。R367を安曇川沿いに下り、さらに針畑川に沿って北上し、朽木小川登山口を経て高島トレイルの終点でもある朽木桑原登山口のお堂のような建物(地蔵堂)横に駐車だ。この時期としては異常に暖かい10℃以上もある桑原橋を自転車で出発、朝霧に包まれた山肌を眺めながら針畑川に沿って下る。途中の平良(へら)で雪洞谷(うとだに)へ抜ける古道、佐慶比越え(さけびごえ)を左に分けて山里を進み、小川では白倉岳を左に分け、その先の思子淵(しこぶち)神社の隣がP909小川登山口だ。2、3台の駐車スペースのある道端の小広場に自転車をデポして出発だ。 祠に手をあわせて沢沿いの小径を進む。一昨年の21号台風の置き土産と思われる倒木が山肌を覆うが、登山道は片づけられて歩くのに支障はなく、小堰堤の所から急な斜面をジグザグに登る。植林帯が終わると太いモミの木の林立する尾根端に上がり、P909に向かって尾根を登る。やがて府県境に出合い、爽やかな2次林を登り続けるとP685の平地で木漏れ日を浴びて小休止だ。しばらく所々にカエデの紅葉が残る細めのブナ林が続き、樹間から意外に近くに武奈ヶ岳を眺めたりして、アップダウンを繰り返しながら高度を上げていく。Ca800で西南へ下る尾根を分け、鞍部を経て急坂を息を切らして頑張るとP865だ。ここから鉄塔の立つ鞍部まで下り坂、葉を落とした木々の梢越しに右後方の武奈ヶ岳から蓬莱山へ連なる山並みを振り返りながら下り、鞍部から少し上り返すと見晴らしの良い鉄塔だ。山肌を陽光に染め上げた白倉岳を中心とする山塊が東に横たわり、東南の彼方に比良山系が伸びている。 しばらく急な尾根を登り、前方に台地状の裸地を眺めながらほぼ平坦な尾根を辿るとP909ピークだ。明るい台地から南面が開け、武奈ヶ岳から蓬莱山までの山並みが望める。次のピークCa890はかつて南平良からP694尾根を登ってきたときの合流点の古木だ。台杉のような古木を過ぎてアップダウンを繰り返して細いブナ林尾根を進むと林間のイチゴ谷山だ。三角点広場は林間の小さな切り開きで展望はない。イチゴ谷山から稜線を下り、Ca810から踏み跡を見失い、ユズリハの密林をプチ藪コギ、ミゴ越の表示も見落として鞍部から急坂の上りだ。倒木もある藪っぽい急な尾根をひーひー言いながら休み休み登りきると経ヶ岳だ。山頂には数本の大木の側にお経が埋められてるという自然石の経塚が祀られている。ルートは府県境沿いに東北に下っているのを気づかず、前方のピークを見ながら直進、斜面をトラバースして正規の尾根に戻るとすぐに林道のような広い作業道出合だ。しばらく作業道を北上、道標通りに尾根道を登り、Ca860のピークを下ると鞍部の丹波越えだ。ここを通る鯖街道は針畑川沿いに南下するのではなく、若狭-根来坂-丹波越え-久多-オグロ坂-八丁平-尾越-大見-鞍馬-京都だそうだ、「近江湖西の山を歩く」草川啓三氏による。落葉絨毯の広い沢筋を眺めながら遅い昼食後、府県境尾根直進の三国岳を左に見て沢筋を下り始める。すぐに右側のP622尾根に乗り、約2キロのなだらかな尾根道を下ると桑原の経ヶ岳登山口だ。11月も後半に入るというのに最高気温は夏日に近く、汗でベチャベチャ、この時期着替えを持たないので冷えた汗でガタガタ震えながらの運転だ。飲み水も予定より多く消費、異常高温に対する配慮不足だ。帰りは、小川登山口で自転車を回収して鞍馬で恒例の木の芽煮をゲット、渋滞の京都市街、ノロノロのR171で、往路2時間弱のところ3時間もかかって帰宅だ。 (展望の鉄塔尾根を登る) (急坂を登る) (P909ピーク) ★道で出会った花(花はなし)
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