野坂岳(913.5m)山門水源の森(357m) ★ひとこと 「いこいの森から野坂岳往復後山門水源の森へ」 ★行った日 2021年10月2日(土) 晴一時曇 単独 高槻4:40(名神)=京都東IC(湖西道路、R161、R27、県道225、林道)=6:50いこいの森P7:00→7:35水場7:41→8:29一の岳8:34→9:20(913.5m)野坂岳9:50→一の岳10:22→行者岩10:33→水場10:58→11:18いこいの森P11:28(林道、県道225、R8、県道286)=11:57山門水源の森P12:10→12:34湿原出合→12:59南分岐13:04→13:16休憩13:23→北分岐13:33→14:14山門水源の森P14:20(県道286、R303、R161、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻16:50 コロナ第5波もようやく終息、昨日緊急事態宣言が半年ぶりに解除され、世の中が少し明るくなった感じだ。敦賀湾の展望を期待して、しばらくぶりにいこいの森から登る野坂岳だ。野外アクティビティーのあるいこいの森登山口から登り、ブナ林の広がる稜線を抜けると展望豊かな野坂山地主峰の野坂岳だ。極細の三日月のかかる黎明のなかを出発、東の伊吹山を眺めつつ、緊急事態明けで早朝でも比較的交通量の多い琵琶湖西岸を北上、高槻から2時間余でいこいの森登山口P到着だ。
(いこいの森P野坂岳登山口) (林間広場の遊歩道を行く) (杉林の登山道を登る)
(根曲がり杉林を登る) (樹間から敦賀市街を望む) (稜線に乗る) 一の岳には地蔵が鎮座し、ベンチから樹林越しに多少下界が望めるがあまり見晴しはよくない。広葉樹尾根をしばらく登り、標高750辺りから北を振り返ると、先程の一の岳越しに見える端正な西方ヶ岳の姿が美しい。二の岳手前ピークからブナ林尾根となり、二の岳から三の岳にかけて美しいブナ林が続く。最後の急坂を登ると内部に嶽権現が祀られた小屋だ。その先に三角点のある山頂広場が広がっている。きょうは雲が低く、遠望は無理だが、残りの敦賀三山の西方ヶ岳、岩籠山はじめ、若狭や湖北の山々が望めた。山頂南面の灌木帯から湖北の展望が広がり、芦谷山から三国山に続く稜線、三重嶽や三十三間山などが望め、センブリやリンドウが足元を飾っていた。
(一の岳ベンチで小休止) (一の岳に祀られた地蔵) (広葉樹の尾根道を登る)
(一の岳と西方ヶ岳を振り返る) (ブナ林に入ると二の岳) (ブナ尾根を登る) (山頂直下の三の岳) (急坂を登ると小屋) (小屋内部に祀られた嶽権現) (野坂岳三角点広場) (山頂南面の草原を散策) (草原のセンブリ満開) 山頂を独占して、ぼーっと敦賀の海を眺めながら時を過ごし、しばらくすると続々と登山者が増えてきたので下山開始だ。往路通りに下り、一の岳を過ぎた分岐から行者岩へ向かう。ロープ場をよじ登ると直下が切れ落ちた大岩が現れ、岩上から敦賀市街や岩籠山が望める。だんだん暑くなる山道にうんざりしながら満車状態のいこいの森登山口Pに帰り着いた。まだ昼前なので近くの山門(やまかど)水源の森の湿原に咲く秋の草花を鑑賞するべく車を走らせた。 (ロープ場をよじ登る) (好展望の行者岩) (いこいの森Pへ戻る)
8号線で県境を過ぎて滋賀県に入り、県道へ右折すると山門水源の森Pはすぐだ。森の楽舎(まなびや)で自然保護協力金200円を納め、山門湿原を周回する四季の森コースに出発だ。サワギキョウが満開の楽舎横の湿地を横目に沢道を進むと湿原出合だ。湿地には目立った草花を見かけず、山際にモミジバハグマやエゾリンドウの目立つ周遊路をゆく。南分岐からコナラなどの茂る四季の森を木漏れ日を浴びて進むと北分岐だ。旧薪炭林のアカガシの森からユキバタツバキの森を経て天然更新地を過ぎると湿原出合だ。楽舎横の湿地の飛び石に降り、アキアカネや散りかけのサワシロギクをひやかして楽舎を後にし、駐車場へ戻る。好天の土曜日とあって渋滞の湖西道路にうんざりしながら帰阪した。 (山門水源の森P) (森の楽舎) (谷道で湿原へ) (ツマグロヒョウモン) (湿原を周回) (木漏れ日の森をゆく) (楽舎横湿地に咲くサワギキョウ) (ピンぼけのアキアカネ) (山門水源の森Pへ帰着) ★道で出会った花 マツカゼソウ アキチョウジ シロヨメナ コアジサイ 実 アキノキリンソウ イヌガヤの実? ホツツジ ? ナナカマドの実 (以下 山門水源の森) シラヤマギク? モミジバハグマ コウヤボウキ (野坂岳) (山門水源の森) (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号) (参考地図) ・2万5千分の1地形図 敦賀、駄口 |