音羽山(593.2m) ★ひとこと 「茶臼山公園から音羽山を経て牛尾観音経由国分尾根へ」 ★行った日 2024年2月28日(水) 晴 単独
★コース
高槻7:46(名神)=大津IC(市道1051)=9:13茶臼山公園P9: 逢坂関ににらみを利かす音羽山は、低標高ながら京都市街やびわ湖南部が見渡せる展望の山だ。茶臼山公園を起点に池の里から尾根伝いに音羽山を経て、牛尾観音にお参りして国分尾根へ周回の計画だ。渋滞のため大山崎を過ぎると大津までノロノロ運転の名神高速を大津ICで出て、名神沿いに10分ほど走ると茶臼山公園Pだ。 久しぶりの晴天に、近くの保育園で騒ぐ子どもたちを横目に車を後にし、冠雪した蓬莱山を正面に見て茶臼山公園Pを出発だ。名神沿いに大津方面へ向かい、池の里交差点を鶴の里へ左折して池の里住宅街の北縁を東の山へ向かって上り坂を進む。水道施設手前の緑地帯のベンチで支度して登山口から谷間の道へ入る。植林帯の谷間を登り、樹林帯を抜けると高圧線の切り開きだ。灌木の点在する急坂をジグザグに丸太階段を交えて登りつめると展望鉄塔だ。私にとって、この急坂がきょう一番の難所だったが、まだ体力が残っていたので何とかゆっくり登って乗り切ることができた。ここは湖南の絶景ポイント、南湖を中心に、手前にジオラマのように大津の市街地が広がり、遠景に湖岸の奥島山はじめ湖南の山並みが連なっている。 (茶臼山公園Pを出発) (名神沿いに大津方向へ) (池の里交差点を鶴の里方向へ) 上方へ伸びている鉄塔列の切り開きを見送って樹林帯に入り、雑木林の尾根筋をしばらく登ると、右のJR大津駅方面から来た道と合流だ。ここから勾配も緩く道も広くなり、高木の多い歩き易い道がしばらく続く。日陰に残雪が現れだすと東海自然歩道の尾根道と合流だ。薄雪の残る道をしばらく進むと音羽山三角点広場だ。西側は鉄塔のため視界不良だが、東から北にかけて、灌木が成長して少し残念だが、京都市街からびわ湖にかけて雄大な景観が望める。私の愛すべき近場の五山のポンポン山、愛宕山、比叡山、大文字山、蓬莱山が一望のもとだ。特に、冠雪した蓬莱山と大津市街とブルーの湖面とのコラボが最高だ。山頂で山麓(山科)にお住いの近在の山々を歩き回っておられる年配の方と歓談、団体の方々が来られたので下山だ。ベンチのある広場から稜線を南下、赤白の大鉄塔を過ぎて、鳴滝不動を左に分けるとすぐに牛尾観音分岐だ。右の道を選択、牛尾観音に向かってしばらく尾根を下り、最後に桜の馬場直進路と別れて右へ急坂を下ると牛尾観音だ。本堂にて手を合わせ、膳所からここまでこれたことに大感謝だ。境内には大杉がそびえている大杉坊大権現が祀られ、満開のダンコウバイやヤブツバキが彩りを添えている。ベンチで昼食後、帰りの急登開始だ。 (東海自然歩道に合流) (木陰は白い尾根道を行く) (大展望の音羽山三角点広場) 往路通りに尾根道の東海自然歩道へやっとこさ戻って右折、直ぐのピークがパノラマ台だ。パノラマには程遠いが、東北の視界が一部開け、先日訪れた長命寺が中腹に祀られている奥島山が望め、余分だが、たわわに付いた杉の花が微風に揺れていた。P546付近で、以前に登ってきた龍神池へ下る道を左に分け、次のピークが国分尾根分岐ピークだ。ピーク手前とピークに分岐路があるがすぐに合流、しばらく雑木尾根を東へ下る。次の鞍部で左へ下る道を龍神池へ下るものと勘違いして、右の稜線をたどる。手書き矢印のある分岐ピークから少し国分方向へ下ってから誤りに気付き再びピークへ戻る。鞍部まで戻らず、プチ藪コギで斜面を下ると、踏み跡に合流、龍神池分岐にて小休止だ。あとは時々分岐があるが、右の尾根に入らないように、左よりの尾根を外さないようにどこまでも下る。左下に小さな祠が見えてくると菅原神社だ。小さな鳥居のある林間に整地された可愛らしいお社だ。すぐ先から金網扉を経て畦道を辿り、左前方にびわ湖を眺めながら田園を下り、名神を渡って住宅街に入ると茶臼山公園はすぐだ。 (こじんまりした菅原神社) (金網扉から山里へ) (畦道を進む) (田園を下る) (茶臼山手前で名神を渡る) (満車の茶臼山公園Pへ戻る) ★道で出会った花
★ルート断面図 |