アーチーズ国立公園・キャニオンランズ国立公園


★ひとこと   「岩の芸術作品と大峡谷の景観」

アーチの芸術作品デリケートアーチ


★行った日   2011年4月16日(土)  晴  
 
★コース

モアブ7:15=デリケートアーチトレイルヘッド8:30=ランドスケープトレイルヘッド11:10=キャニオンランズ国立公園14:00=デッドホースポイント州立公園16:30=モアブ18:00

 朝日がまぶしい国道U-191Nを北上、左の岩山の中腹に止まっている長い貨物列車を眺めながらアーチーズ国立公園に入る。高原を上りつめると最初のビューポイントがパークアベニューだ。ついたて状の岩板がNYの摩天楼のように並んでいるのが壮観だ。しばらく走り、不安定なバランスドロックの横を通り過ぎると、高原のパノラマポイントだ。ランドマークの大展望だ。この先が4.8キロ往復2〜3時間のデリケートアーチトレイル入口だ。ウオルフラウンチから砂地の小径をしばらく進み、次いでだらだら坂のつるつる岩上を小さなケルンを目印に歩く。岩山にさしかかり、窓を通り過ぎると岩棚の上に出て視界が急に開け、眼前に芸術作品のようなデリケートアーチがそびえ、その彼方に真っ白なラサール山が霞んでいた。景色が大きいので大きさの実感がつかみ難いが、アーチの下まで行くとその巨大さにびっくりだ。今頃は丁度よいがこれから暑くなると日陰がないので水の用意と暑さ対策が必須だ。元へ戻って、今度は車道最北のデビルスガーデントレイル入口だ。ランドスケープアーチまで往復2.6キロ30分〜1時間だ。高低差の少ない砂地の小径が赤い岩の間をぬうように続き、道端には樹齢不明の古木が横たわり、可憐な花も咲いている。初めは景色に溶け込んで判別できないが、近づくと細くて長い今にも折れそうな橋が岩山の間をつないでいる。ランドスケープアーチだ。元へ戻り、ビジターセンターに寄ってからキャニオンランズ国立公園へ向かった。


   (パークアベニュー)         (裏から見れば)       (手の平とバラスドロック)

                 (ランドマークの大展望)

(ウオルフ小屋からトレール開始)    (道端の花1)           (砂地を進む)


   (窓を過ぎるとすぐ)          (岩棚を抜ける)       (雄大なデリケートアーチ)

   (ランドスケープ入口)         (道端の花2)          (道端の花2)

    (岩の間を進む)         (ランドスケープアーチ)   (キャニオンランズへ向かう)


 再び国道U-191Nを北上、州道S-313Sへ入りビュート(残丘)が散在する高地を眺めながら高度を上げて行く。途中の展望台の解説では、地層にウラニウムやバナジウム鉱脈が露出しているそうだ。しばらく高原を走るとビジターセンターだ。東をコロラド川、西をグリーン川にはさまれた垂直の崖の上の高原を南下し、両方の川が合流する手前がグランドビューポイントだ。合流点は見えないが水が大地を浸食する様子が雄大だ。広大な景色を俯瞰しながら崖上の小径を少し歩いただけだが、下の段丘にはオフロードが見え、オフロード用4WDで走ってみたいものだ。帰途、この国立公園のすぐ東にあるデッドホース州立公園($10)に立ち寄ったが、デッドホースポイントから蛇行するコロラド川の眺めもすごかった。きょうの夕食はホテルの隣の四川(中華料理)だったが味は?で、味をごまかすためバドバイザーのお世話になった。


 (ビュート(残丘)の横を高地へ)      (Mt.LaSal?)          (ビジターセンター)

                 (グランドビューポイントからの眺め)

  (断崖の上の遊歩道を行く)      (景色を眺める人々)       (キャニオン展望)

   (デッドホース州立公園)    (砂漠のいきもの、トカゲ)     (砂漠の樹木、針葉樹)

                 (デッドホースポイントの眺め)

★地  図
(1)アーチーズ国立公園          (2)キャニオンランズ国立公園

 

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