恵庭岳(1320m)

 

★ひとこと   「支笏湖畔から活火山の恵庭岳七合目見晴台ピストン」

恵庭岳登山口


★行った日   2015年7月14日(木) 曇 山頂ガスと強風    単独

★コース
(道の駅)ウトナイ湖(18℃)5:40(R36、R276、R453)=6:27恵庭岳登山口6:37→8:48休憩8:54→8:51(1010m)7合目見晴台9:07→10:47恵庭岳登山口11:00(R453、R276、R230)=(道の駅)230ルスツ(道道66、R5)=羊蹄山比羅夫登山口14:30(R5)=倶知安(買い物)(R5、道道66)=15:23ニセコ綺羅乃湯15:56(道道66、R5)=羊蹄山半月湖P16:10

  北海道シリーズ9座目は支笏湖畔の恵庭(えにわ)岳だ。曇り空のウトナイ湖を出発して支笏湖畔に着くまでは風不死(ふっぷし)岳か恵庭岳か決めかねていたが、山頂部を雲に覆われた両山を見て、昨年の強風の樽前山を思い出して恵庭岳に決定だ。国道に隣接した登山口駐車場にとめて出発だ。
 改修工事中の河川敷を進み、河原の土石流堰堤の手前のボックスに入山届を出し、土石流阻止鉄枠の下を通って進む。赤布に従ってゴルジュの落ち口から沢筋に入り、倒木が堆積した登り口から登山道を進む。地形図から判断すると恵庭岳山頂から東へ深く刻まれたポロミナイ沢の左岸丘を登っているようだ。標高450メートル付近のなだらかな高原状の針葉樹林帯を登り、段丘端の広葉樹林帯を登って標高600メートル付近のなだらかな倒木帯を進む。やがてダケカンバの茂るガスった急坂をしばらく登り、上下別々のロープ場を頑張ると7合目見晴台だ。岩頭から支笏湖の絶景が見渡せるはずだが、強風が吹き荒れ真っ白だ。ここで第2見晴台に行くのをあきらめて下山だ。

     (登山口駐車場)     (河原の堰堤手前の登山届け)     (新しい堰堤)

 (ゴルジュ状の沢筋に入る)     (倒木が登山道入口)        (沢筋を進む)

(なだらかな針葉樹林帯を行く) (Ca500を超え広葉樹林帯へ)   (Ca600の倒木林)

(ガスったCa800ダケカンバ林)   (ロープ場を上がる)      (ガスった7合目岩頭)

 人気の山らしく、悪天候でも次々登って来る登山者と挨拶を交わしながら往路を下り、土石流堰堤から霞んだ支笏湖を眺める。登山口駐車場から、雲の垂れ込めた恵庭岳や風不死岳を湖畔から眺めながら、最終日に予定している羊蹄山(ようていざん)へ向かった。留寿都(るすつ)から真狩(まっかり)を経て羊蹄山倶知安(くっちゃん)コースの比羅夫(ひらふ)登山口に到着。まだ早いので倶知安のコンビニで食料を調達、ニセコ駅前の綺羅乃湯で北海道最後の湯につかってから登山口に隣接した半月湖Pへ戻って車中泊だ。
 7合目展望台までしか登れず活火山らしい恵庭岳の岩峰を見ることができず、支笏湖の展望も残念ながら想像するだけだ。昨年に引き続いて悪天候の支笏湖だったが、機会があれば山頂からの支笏湖を眺めたいものだ。河川改修工事のため登山口の様子が登山案内書と異なっているようだ。

    (倒木の多い道を下る)    (登り口の倒木を越える)     (ゴルジュを抜ける)

  (土石流堰堤から支笏湖)    (登山口の注意書き)   (支笏湖畔から恵庭岳振り返る)

★道で出会った花

    エゾアジサイ(恵庭岳)     イチヤクソウ(恵庭岳)     ヤマブキショウマ(恵庭岳)


 オオバノヨツバムグラ(恵庭岳)   ツルアジサイ(恵庭岳)        ?(恵庭岳)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       ニセコ・羊蹄山・暑寒別岳
・2万5千分の1地形図  恵庭岳

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