伊勢辻山(1290m)国見山(1418.7m)

 

★ひとこと   「地蔵谷から伊勢辻山経由国見山を経て木原谷へ」

赤ゾレ山から国見山を望む


★行った日   2016年10月30日(日) 晴    単独

★コース
高槻5:05(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、R169、R370、県道16、R166、木梶林道)=7:41鳴滝展望P7:47→地蔵谷出合8:07→Ca940二俣8:37→9:09地蔵谷二俣9:18→枝尾根取付き9:50→10:28(1290m)伊勢辻山→11:00赤ゾレ山11:06→馬駈け辻11:21→11:49(1418.7m)国見山11:57→馬駈け辻12:16→12:37展望地(大休止)12:53→稜線別れ12:55→木原谷左又出合13:27→木原谷二俣13:36→木梶山登山口14:00→地蔵谷出合14:04→14:17鳴滝展望P14:24(木梶林道、R166、県道16、R370、R169、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻17:50

 台高北部の伊勢辻山から馬駈け辻周辺の散策だ。鳴滝展望地から地蔵谷経由台高稜線を経て木原谷へ周回の計画だ。きょうは御池岳茶屋川に引き続いて長靴歩きの第2弾だ。4年ぶりに木梶林道に入り、ゲートがロックされていれば最悪キワラ滝Pから歩くことも覚悟していたが何とか鳴滝展望空地に到着だ。
 付近の樹木が生長して殆んど鳴滝が見えなくなった林道を進み、谷の左岸から橋を渡って右岸沿いにしばらく進むと林道が広くなり、ここが地蔵谷出合だ。4年前にもここから地蔵谷をさかのぼっているが記憶はまったくなく、木原谷をジャブジャブ渡って地蔵谷へ向かうが通過不可能、右岸に登りつき、トロッコ跡?を経て再び地蔵谷へ下って浅瀬を上流へ。4年前にはCa940二俣から赤ゾレ山へ向かっているが地蔵谷を直進して伊勢辻山をめざす。今回は紅葉した地蔵谷を見たかったのだが時期尚早、少し色づき始めた木々が覆う沢を長靴で気楽に歩く。Ca980二俣を南へ、だんだん急になるとともに流れが細くなってきた谷筋を倒木を避けながら飛び石伝いに登る。Ca1080の二俣付近で流れが殆んどなくなり、岩塊谷となって歩き難いので枝尾根に取り付く。急な枝尾根を頑張って登ると標高1200付近で陽光に輝く鮮やかな樹林尾根となる。稜線に近づくと勾配が緩くなり、薄暗い樹林帯を抜けると伊勢辻山だ。

    (木梶林道を進む)      (地蔵谷出合で谷筋へ下る)   (木原谷を渡って地蔵谷へ)

(早々に行止り、右岸を高巻く) (トロッコ跡のような快適路を行く) (すぐ行止り、谷筋へ降りる)

   (Ca940二俣を行く)     (沢筋を長靴でジャブジャブ)     (地蔵谷二俣を南へ)

 (だんだん急になる沢筋を行く)     (枝尾根に取り付く)     (紅葉の枝尾根を登る)

  (広葉尾根を登り続ける)     (稜線の樹林帯を登る)         (伊勢辻山)

 小木の点在する山頂の展望はあまりよくないが、少し稜線を下ると、これから向かう国見山から薊岳(あざみだけ)を経て金剛山まで山並みが綺麗だ。美しい紅葉樹林帯の鞍部を過ぎて稜線を登ると何の表示もなくすっきりした赤ゾレ山だ。見晴しのよい稜線を経て少し下ると涸れたのを見たことのない赤ゾレ池だ。赤ゾレ池の鞍部から左へ下ると木原谷右又だが、きょうは直進して馬駈け辻から国見山へ寄り道だ。国見山は相変わらず見晴しもなくぱっとしない山頂だ。ここから盆栽平へ下ってP1316へ向かう手もあったが、木屋谷川を渡って登り返すのがしんどそうなので馬駈け辻まで引き返しだ。馬駈け辻から稜線を東進、木原谷右又東尾根(左又と右又を分ける尾根)を下るつもりで次のピークを巻き始めたが、昼食がまだなのに気がつき、稜線をさらに東進して国見山展望地で大休止だ。ぽかぽか陽気の草原で昼食後、P1316を巻いて北へ延びる枝尾根を下る。ここから眺める木梶山のなだらかな稜線が最高だ。老いたシロヤシオの密林尾根をなだらかに北へ下るが、開花シーズンにここを訪れたいものだ。4年前にはこの尾根を直進してゼエノ谷と木原谷出合へ下っているので、Ca1240から西北尾根を下って木原谷左又へ降りるつもりだ。

   (稜線を国見山へ向かう)       (稜線を行く)          (赤ゾレ山)

                   (赤ゾレ山から薊岳を望む)

      (赤ゾレ池)            (馬駈け辻)            (稜線を行く)

   (展望のない国見山)     (馬駈け辻から尾根を東進)   (国見山展望地で大休止)

(P1316を巻いて北枝尾根へ) (シロヤシオの北尾根を下る) (Ca1240から西北尾根へ)

 陽光に映える美しい広葉尾根をしばらく下ると木原谷左又出合だ。倒木を避けながら少し左又を下ると木原谷二又だ。その先の滝から下を覗くと流れは遥か下方だ。こりゃ駄目とあきらめ、ちょっと上流から右岸を高巻くと立派な山道が出現、以降流れに下りることなく、左下の流木に埋まった木原谷を眺めながら、この道をたどる。ゼエノ谷と合流すると間もなく林道が現れ、木梶山登山口、地蔵谷出合を経て駐車地へ帰り着いた。休日渋滞に出合ったが往路通りに順調に帰阪した。
 地蔵谷や木原谷の紅葉には少し早過ぎたようだが、稜線の紅葉(黄葉)は見頃を迎えていた。地蔵谷は気楽に歩けたが、木原谷は二又から下流に滝と流木があるので、二又より上流を確認してみたい。

               (北枝尾根から木梶山の稜線を望む)

   (木原谷左又出合)     (木原谷二又の先の滝で行止り)(右岸を高巻くと立派な道出現)

 (倒木で下の木原谷は通行不可)    (枝沢を渡る)         (林道始点付近)

    (木梶山登山口)       (地蔵谷出合付近を戻る)     (林道をぶらぶら戻る)

★道で出会った花(はなはなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大台ケ原・高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図  大豆生(まめお)

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