御池岳(1247m) ★ひとこと 「ノタノ坂から土倉岳経由御池岳を経てT字尾根周回」 ![]() ★行った日 2018年10月8日(月祝) 晴 単独
★コース
高槻5:07(名神)=八日市IC(R421、県道34、御池谷林道)=7:00御池谷林道P(林道小又谷分岐)7:11→小又谷分岐7:29→8:05ノタノ坂8:12→鉄塔(L193)8:25→鉄塔(L197)分岐9:12→9:33(1049.5m)土倉岳9:47→土倉岳下り口10:14→10:36休憩10:52→(1247m)御池岳11:16→ボタンブチ11:32→11:43T字尾根展望所(昼食)12:18→T字尾根下り口12:31→P96713:02→P918 13:28→13:48P878 13:55→林道T字尾根登り口14:22→14:34御池谷林道P(林道小又谷分岐)14:41=御池谷林道通行止地点往復=15:07(御池谷林道、県道34、R421)=八日市IC(名神)=高槻17:42 25号台風は日本海を北上し久しぶりの晴天、カルスト台地の雄大なテーブルランドを楽しもうと御池岳だ。御池谷林道を起点にノタノ坂から土倉岳経由テーブルランドへ上がり、御池岳を経てT字尾根で周回の計画だ。秋の彼岸を過ぎると日の出は随分遅くなり、殆んど新月の受け月が細く光るのを眺めながら自宅を出発、八日市ICから早朝から交通量の意外に多いR421を東進、政所から君ヶ畑を経て台風被害を心配した御池谷林道を支障なく通って、三河ナンバーの車が1台先着している小又谷出合の駐車場到着だ。 御池谷林道から小又谷沿いにしばらく進み、少し増水した潜水道を靴のまま飛び越え、樹林帯を進む。新しい倒木は殆んどなく、かつてのままの枝沢の堆積した土砂を過ぎると小又谷作業道分岐だ。赤い鉄板橋で小又谷を渡り、急な谷沿いの道を登り続けると稜線越えのノタノ坂だ。茨川廃村を右に分け、ヒキノから来る稜線に乗って急な植林帯の尾根を北へジグザグに登ると急に明るくなり、藤原岳が正面に見える鉄塔L193のピークだ。しばらく疎林帯のなだらかな稜線を進み、P942の西側の山裾を巻き、見晴しのよい疎林尾根を登るとP944分岐だ。茶屋川の土倉谷出合付近からP944の鉄塔L197を経て登ってきたのがよき思い出だ。進行方向を東北から西北に変えて比較的広いブナなどの広葉樹の尾根道を、テーブルランドの端部を垣間見ながらしばらく登ると倒木もある疎林帯の平地、土倉岳頂上だ。展望のよくない三角点広場で小休止、疎林帯を出て正面にテーブルランドに上る急坂を見ながら裸地の尾根を少し下って再び登り始める。鞍部付近から右に伊勢湾、左に琵琶湖を眺めたり、急坂の途中からはだんだんよくなる鈴鹿の眺めを振り返りつつ頑張るとテーブルランド端の土倉岳の表示だ。ここからの眺めは一級品、西の彦根方面に琵琶湖、南に鈴鹿の山々、東の四日市方面に伊勢湾、と贅沢な眺めだ。 (小又谷作業道入口へ) (増水した潜水道を飛び渡り) (小又谷を鉄板橋で渡る) (P942山裾を巻く) (見晴し尾根を登る) (鉄塔L197分岐) ![]() ![]() ![]() (急坂に咲くトリカブト) (土倉岳を振り返る) (テーブルランドの草原を行く) ![]() ![]() ![]() 草原の足跡を追って、あてもなくぶらぶら歩きだ。奥の平の小高い丘から、伊吹山から養老山方面が見渡せたが、白山などの遠方の山々は霞の彼方だ。沢山の登山者で賑わう御池岳頂上を素通りして、ボタンブチで下界を眺めてから、T字尾根展望所で絶景をおかずに昼食だ。下山はT字尾根の道標から急坂をジグザグに下る。急な尾根は稜線を認識し難いがT字尾根には間断なくピンクリボンが付いている。標高千米に近づくと緩斜面になり、爽やかな広葉樹の尾根道下りだ。ロープ場の急坂を上り、シャクナゲの茂るP967を過ぎ、樹間からボタンブチを見上げながら尾根を下り、ブナ林尾根をしばらく進むとT字中心のP918だ。なだらかな広葉樹の尾根を南下してP878を過ぎ、植林帯の急坂を正面に天狗堂を見ながら西南に30分ほど下ると林道のT字尾根登山口だ。林道を少し下ると御池谷林道Pだ。車が1台入れ替わっただけで人影はなく、山頂の多くの登山者は三重県側からのようだ。帰りにどこまで御池谷林道が開通しているか確認してみたが、ミノガ峠までは行けず伊勢尾末端の橋で通行止だ。 (御池岳頂上) (大展望のボタンブチ) (T字尾根展望所) (T字尾根下り口) (急坂をジグザグに下る) (ブナ尾根を行く) ★道で出会った花 |