土佐くろしお鉄道下の表示 神峯神社鳥居
27番神峯寺遍路道入口
27番神峯寺山門 27番神峯寺大師堂 27番神峯寺本堂
宿の朝食が7時からなので朝食抜きで薄暗いうちに出発する。薄暗い行当岬の女夫岩、不動岩から、まだ開いていない道の駅「キラメッセ室戸」を通り吉良川町に入る。吉良川の街並みは独特の美しさがあり、豪雨から壁を守るための水切りの瓦、土壁が風雨で剥がれないようにするための土佐漆喰の壁、風雨を避けるための高い石垣などがその特徴だそうです。このような商家は、かつて備長炭の集積地であった名残りらしい。
吉良川の街中で焼きたてのフカフカの食パンが売られていたので朝食にする、焼きたては何もつけなくても美味しい。吉良川を出てすぐにブンタンの店が道端で開いていたので不用品とともに自宅へ発送する。羽根川橋を越えると間もなく遍路道が右に別れている。中山峠を通る旧道で所々石畳が残っています。
再び国道に出ると奈半利町に入り、しばらく海岸沿いに進むとやがて街中に着く。ここまで土佐くろしお鉄道がきている。街を過ぎた所のレストラン岬でやまかけうどんで昼食にし靴を脱いで小休止する。
安田町の旧国道で市街を進むと土佐くろしお鉄道の高架下に出る、神峯寺の標識に従って右へ入る。高度は約4百メートルとあまりないが、長距離歩いてきた身にとってはかなりきつい上り坂です。所々見晴らしのよい舗装道路が続くが、途中、急坂の遍路道でショートカットしながら27番神峯寺に着く。伽藍は山の斜面に段々に分かれて配置され、さすがに土佐唯一の山上の札所らしく安芸周辺の海岸線が展望できます。
★納経帳
27番
★ルート断面図