10番切幡寺本堂 11番藤井寺山門 11番藤井寺本堂
吉野川善入寺島への潜水橋 吉野川潜水橋の川島橋 徳島線を横切る遍路道
人がいない7番十楽寺の本堂と太子堂で初めて声を出して般若心経を唱えるが、気恥ずかしさが先にたって口ごもってしまう。ここで若い青い眼のお坊さんが朗々と読経しているのに出合う。日本語もうまく、カリフォルニア出身で僧侶の資格を高野山で得たそうです。何が彼をそうさせたのか知りたいものだ。10番切幡寺では子供づれの青い目の夫婦がお参りしていました。きょうはよく外人に会う日です。
歩き遍路は驚くほど多く、定年退職者を筆頭に春休みの学生や一人歩きの女性など種々雑多な人々が思い思いに歩いていました。同じ宿に泊った東京から来ている一人歩きの女性が言うには、東京からは3台の夜行バスが遍路客満載で来たそうです。
昨日はサンドイッチのみで空き腹をかかえて歩いたので、きょうは朝2杯のご飯を食べ、9番法輪寺の前では草餅を食べ、10番切幡寺から下ってきて県道12号線との交差点にある「うどん亭八幡」で、靴を脱いで足をいたわりながらカツ定食をしっかり食べました。
きょうは滅法風が強く、吉野川の潜水橋付近では吹きさらしのため菅笠が風にあおられるので手で笠を支えて歩きました。あごに掛ける紐は「同行2人」誌にあるように2本がけにするのが良さそうです。
川島駅近くの米谷旅館には早く着き過ぎるので、明日予定の11番藤井寺へ行ってから宿へ入りました。川島町から藤井寺まで徒歩で往復しているので、明日は藤井寺までタクシーを使う予定です。
東京から来た一人歩きの女性は、10kgのリュックを背負い軽登山靴をはき、通し打ちの予定だそうです。男性より女性のほうが持久力があることを実感しました。
★納経帳
6番 7番 8番 9番
10番 11番
★ルート断面図