第21日目(39番延光寺〜40番観自在寺)

 

★巡拝寺名

39番延光寺 40番観自在寺

★ひとこと   「いよいよ伊予に入ったが松尾峠で山中に迷い込む」

静かな早朝の39番延光寺境内

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★巡拝日   2004年3月21日(日)  曇一時しぐれ
 
★日記

     39番延光寺山門       39番延光寺本堂       39番延光寺大師堂


   市山古石塔群(宿毛)     松尾坂口番所跡         松尾大師(跡)

 

 

 

 


 松尾峠伊予側竹薮        松尾峠伊予側山桜       松尾峠伊予側桃

 

 

 

 


  松尾峠伊予側やぶ椿     松尾峠伊予側こぶし      一本松付近のR56

 

 

 



   40番観自在寺山門      40番観自在寺大師堂    40番観自在寺時本堂

 

 

 

 


 出発時に少し時雨れていたがたいした事はなく、早朝の土佐最後の札所延光寺は静かなたたずまいを見せている。宿毛市内を旧道で抜け、新しくできたバイパスもあって道が分からなくなった。しかし、R56沿いに新しいコンビニとレストランもある交差点の近くに西村歯科医があり、そこに遍路標識がありました。雨が強くなり傘をさして遍路マークを頼りに松雄峠に向かう。

●道に迷ってヤブコギをする
雨がやんだので傘をたたみつつ歩いていた際に遍路マークを見落とし竹薮の小道に入ってしまった。だんだん谷道が険しくなり、最後になくなってしまったので尾根まで出られればなんとかなると思い更に急斜面を登り、最後は藪をこいで小ピークに達したが全然ブラインドで見通しがきかず元へ戻らざる得なくなりました。お蔭で藪こぎで菅笠を壊したりして1時間半もロスし散々な目にあいました。今から考えると何故すぐ引き返さなかったのか全く疑問です。異常心理状態にあった以外に考えられません。

 松尾峠は昔から使われてきた街道でありしっかりした道です。宿毛湾も遠望できましたが雨模様なのでぼんやりと霞んでいました。その代わり、山桜、桃、やぶ椿、コブシなどが艶を競っていました。道草をくったため遅くなり観自在寺の納経が間に合わなくなる恐れが出てきたので、一本松から遍路道をあきらめてR56で御荘へ急ぐことにしました。 
 このあたりのR56は両側に歩道のある広い国道です。急ぎ足で歩いていると、軽自動車が止まっておばちゃんから御荘まで乗っていきませんかと言われましたが丁重に断りました。このようなお接待は初めての経験でした。歩道の完備した蓮乗寺トンネル、城辺トンネルを通り御荘町に入り観自在寺で無事納経を済ます事ができました。
 宿では山屋のSさんとまた同宿となり、今夜は異国の山登りの話に花が咲きました。 

★納経帳

      39番              40番           

 
 
 
 
 
 
 
 


★ルート断面図

 


 
 
 
 


★地  図