日の出の太陽に照らされた薬王寺は素晴らしい眺めです。日陰は霜で真っ白(-2℃)なR55をひたすら歩く。先方にSさんの姿が見えてきた時、お接待のおばちゃんに呼び止められる、2回目のお接待です。みかんとチョコを頂戴して納札を初めてお渡しするが何か変な気分です。日和佐トンネルを通り、下ったカーブの所にある自販機休憩スペースで休息、熱いスープで体力をつける。
牟岐の町を通り、草鞋大師の標識に従って右へ入るが何処にあるか分からなかった。そのまま海辺を通って国道へ戻り、トンネル手前の旧遍路道の表示に従い右へ入り松内峠を越えて内妻海岸へでる。ここは、今は誰も人がいない静かで綺麗な海岸なので浜辺で一服する。
鯖大師の国道をはさんで向い側にある鯖瀬大福の福うどんは大盛りで美味しかった。この辺りの海岸の風景は素晴らしく、歩きの疲れを忘れさせてくれます。
宿に早く着いたので、浴衣に着替えて宿のお接待で着ているものを全部洗濯してさっぱりする。徳島の終端では、1番を同じ日にスタートした人々が先になり後になりして、同じ地域の宿に泊ってまた翌日に顔を合わす、という具合にほぼ一団となって巡拝してます。SさんやTさんとも同宿です。
★ルート断面図