第16日目(37番岩本寺) ★巡拝寺名 37番岩本寺 ★ひとこと 「四万十川源流の窪川周辺の山間部を歩く」 .
★巡拝日 2004年3月16日(火) 晴一時曇
★日記
横七子峠の久礼坂の黒竹 七子峠へ続く旧道 七子峠下の山道(普通の竹) 久礼から窪川に入るのに、そえみみず遍路道、R56、滝休憩所を通る四国の道、の3通りがあるが、今回は四国の道を通って七子峠へ登りました。登坂口までなだらかな舗装道路が続き、後は山道の急坂です。途中、竹細工によく用いられる黒竹の産地があります。峠を越えた所のスズキハウス展示場の人からコーヒーのお接待を受けました。そこで学生風の逆打ち遍路と出会いましたが、その人は1月から野宿で巡拝しており昨晩も麓の神社に泊ったそうです。荷物も多く、大変な苦労があると思います。 空腹を感じたので影野のコンビニでパンとジュースを買い、道ばたに座り込んで食べました。どうも最近、羞恥心が薄くなってきたのが気にかかります。 ●自転車遍路の老夫婦の話 国道の一つ目のトンネルを通った所で遍路道を発見し、下の国道までショートカットで急坂を下りました。挙の川(こぶしのかわ)あたりで、「何もないがお水でも」と道ばたの老人から言葉をかけられたが、その時は早く宿に入りたかったので挨拶だけ返して行き過ぎました。しばらく歩いてから近道しようと間道に入り、その道が間違っていることに気付き再度戻る際、小さな川に3本の竹の棒が渡してありました。こわごわ渡り始めましたが途中で竹がたわんで2メートルほど下の川に落ち、幸いケガはなかったが靴からシャツまでずぶ濡れになってしまいました。後で分かったことですが、デジカメまで一巻の終わりでした。幸い今夜の宿、佐賀温泉の10分位手前だったので、着替えや乾燥には好都合でした。先程のお接待を断ったためお大師さんの罰があたったのかも知れません。 |