第17日目(38番金剛福寺移動日1)
★巡拝寺名
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★ひとこと 「素晴らしい海岸線を通り四万十川河口の中村へ」
佐賀温泉の朝食が8時からなので昨夜作ってもらったオニギリを食べて出発しました。昨晩は雨が降ったらしく道路が濡れているが雨はあがっていました。スクールバス待合所ですれ違う小学生たちの朝の挨拶が、きょうも元気でと勇気づけてくれます。遍路姿で歩き始めてから、殆どの小学生たちがすれ違うときに挨拶をしましたが、遍路姿の人には挨拶せよとの教育がされているのでしょうか? 遍路道は伊与喜で旧道に入り明治時代に掘られた熊井トンネルを通るが、今はがけ崩れもあって車も通れない。再び国道にでてカツオで有名な土佐佐賀に入るが、コイノボリならぬカツオノボリがはためいていました。 佐賀町中心部を抜け海岸に出たところに土佐西南大規模公園があり、海岸沿いが整備され素晴らしい海岸美が堪能できます。続いて白浜海岸があり美しい海岸が連続しています。3月恒例の年度末道路工事がこの海岸べりでも断続的に続き、間食のうどんを食べた工事区間の「民宿白浜」のお母さんが営業妨害だと愚痴っていました。 鞭(ぶち)から山側に入り車の往来が激しいR56を左へ行ったり右へ行ったりして歩きました。何故かって、どこでもそうですが片側に歩道のある道でずっと同じ側に歩道があることはまずありません。地形的に無理な場合は仕方がありませんが、どちらに歩道を作ってもよいような場所でも一定区間ごとに片方から他方へ歩道が移っています。その度にひやひやしながら道路を横断する必要があります。わけを教えてほしいものです。段々と疲労がたまって来ているせいか、このような不平不満がでて、少し続けて歩いても足が痛く身体がだるく、ただ黙々と歩くのみでした。 逢坂トンネルを通り、中村大橋を渡るとやっと中村市に到着です。