★ひとこと 「小国コース吊橋から紅葉真っ盛りの鈴振尾根を経て山頂へ」
祝瓶山三角点
★行った日 2016年10月20日(木) 曇後雨 単独
★コース
(道の駅)白い森りふれ(15℃)5:49(県道261、林道)=6:12小国コース登山口6:20→角楢分岐6:41→鈴出の水7:09→Ca770
7:36→8:44P1068
8:52→P1239(一の塔)9:24→赤鼻分岐9:51→10:06(1417.0m)祝瓶山10:18→赤鼻分岐10:30→P1239(一の塔)10:49→11:03P1068
11:09→11:54P770(昼食)12:11→鈴出の水12:28→角楢分岐12:28→13:15小国コース登山口13:26(林道、県道261、R113)=(道の駅)関川・桂の関温泉ゆーむ(R113、R290)=聖籠新発田IC(日本海東北道、北陸道、名神)=高槻
会津・東北シリーズ最終日は新潟・山形県境付近の朝日連峰の西南に位置する祝瓶山(いわいがめやま)だ。日帰りルートとして小国側と長井側があるが、アクセスの関係から小国側からピストンの計画だ。雨天中止の先月と同じく、五味沢の白い森りふれから荒川沿いの林道を進み、針生平(はんなりだいら)を過ぎると林道終点の4、5台駐車可能な川縁の登山口だ。登山口の小屋の登山届けに記帳、露払いの単独行なので熊出没に備えて2個も鈴をジャラジャラさせて出発だ。
すぐ先の吊橋を渡って広葉樹林の広い道を進み、大石沢を渡って閉鎖された避難小屋の横から再びブナ林に入る。なだらかなブナ林の広い道をしばらく進み、道標通りに直進の角楢(かくなら)を経て大朝日岳へ向かう道と別れて右の急な尾根に取り付く。ブナやコメツガなどが混在する尾根をしばらく登ると右下からせせらぎ音の聞こえる鈴出の水分岐だ。この辺りから紅葉し始めた潅木越しに山頂付近が雲に隠れた大玉山(おおたまやま)や鈴振尾根の肩に当たる一の塔を樹間から眺めつつ登ると踊り場のCa720だ。ここから一旦少し下って急な稜線を登ると南から東向きの勾配の少し緩い稜線となるとP817だ。
(小国コース登山口)
(細い板一枚の吊橋を渡る)
(広葉樹の広い道を進む)
(大石沢渡って小屋横を行く)
(さわやかなブナの森を行く)
(角楢は直進、右の尾根を登る)
(鈴振尾根のブナ尾根を登る)
(細い尾根を登り続ける) (鈴出の水場分岐)
(稜線の肩一の塔を望む)
(稜線の踊り場Ca720) (紅葉の稜線を登る)
(P817から大玉山(大朝日岳は雲の中)を望む)
この辺りから展望がよくなり、黄葉した山肌越しに北峰のガスった稜線を眺めながら急な稜線を頑張るとP1238の一の塔の岩頭だ。岩頭から西北を振り返るとガスの隙間から登ってきた鈴振尾根が俯瞰できた。ガスった色鮮やかな稜線を登り、赤鼻分岐を過ぎて笹原と色づいた潅木の稜線を登ると祝瓶山三角点広場だ。山頂は360度の展望のはずだがガスって真っ白だ。山頂で休憩中に後続の単独行と挨拶、今年7月石狩岳のシュナイダー尾根で出会った方とわかり奇遇を喜び合った。少し待ったが寒く、ガスも晴れそうにないので下山開始だ。少し暖かくなってきたCa770辺りで昼食、角楢分岐まで下ってくるとにわか雨だ。幸い平地の樹林帯に入っているので傘をさして優雅に駐車場へ帰り着いた。これで長くなった会津・東北シリーズも幕引きだ。胎内手前の(道の駅)関川併設の桂の関温泉ゆーむで疲れを癒すとともに腹ごしらえをして、いざ長距離ドライブだ。胎内から新発田経由、未明に帰阪した。
2度目のチャレンジでやっと念願を果たしたが前回同様雨に魅入られてしまった。折角の山頂からの展望はままならなかったが、朝日連峰の豊かなブナの森や紅葉の稜線が素晴らしい。今回の遠征は荒海山(10/11)―七ヶ岳(10/12)―二岐山(10/13)―船形山(10/14)―泉ヶ岳(10/15)―神室山(10/16)―月山(10/17)―羽黒山(10/18)―摩耶山(10/19)―祝瓶山(10/20)だが、僕のお気に入りは天候のせいもあるが山容や紅葉の素晴らしさから摩耶山と神室山だ。
★道で出会った花(はなはなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 朝日連峰
・2万5千分の1地形図 徳網、羽前葉山
Homeへ